アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにある経済財務省庁舎内に展示されたアルゼンチン画家キンケラ・マルティンの作品の贋作(2016年4月26日撮影)。(c)AFP/EITAN ABRAMOVICH 【4月28日 AFP】一見すると偉大な画家たちの作品が集まった展覧会だが、作品は完全なまがいものばかり。そんな展覧会が堂々とアルゼンチンで開かれている。 アルゼンチンの首都ブエノスアイレス(Buenos Aires)で展示されているこれら40もの絵画は、国際刑事警察機構(インターポール、ICPO)によって偽造団から差し押さえられたもの。 主催者によると、贋作(がんさく)でもこれらは総額で60万ドル(約6700万円)ほどの価値になるという。贋作市場のほんの一部に過ぎないが、絵画詐欺への関心を高める上で重要な実例になるという。 展覧会はブエノスアイレスの経済財務省庁舎内で5月中旬まで開かれる。展覧会終了