札幌市南区の真駒内滝野霊園内にある高さ13・5メートルの大仏は、地上からは頭部しか見えない。ドローン(小型無人機)で上空から拝んでみると、直径約14メートル、深さ約11メートルの大きな穴の中で鎮座しているのが確認できた。 【動画】春待つ雪帽子姿の大仏 札幌の霊園 ドローンで撮影 大仏は2006年の建立。同霊園は11年の開園30周年事業として、世界的建築家の安藤忠雄氏(75)に大仏周辺のデザイン設計を依頼。16年7月に大仏を包み込むラベンダーの丘が整備され、「頭(あたま)大仏」が完成した。参拝者は丘の下の約40メートルのトンネルを通り、大仏の足元にたどり着ける。