1996年2月27日、ゲームボーイ用ソフト『ポケットモンスター赤・緑』が発売。当時小学生でだった僕は、少し遅れて赤い色のゲームボーイポケットと共に”赤”を買ってもらった。 赤緑に関しては”普通”にプレイしていた。好きなポケモンに好きな技マシンを使って育てた。四天王を倒すとセーブデータを消して、今度は違うポケモンでパーティーを組みながら何度もストーリーをクリアした。 その頃、渡辺徹司会のスーパーマリオスタジアムという番組が放送されていて、番組に応募した子ども同士がポケモンの対戦をするコーナーがあった。ふぶき、かげぶんしん、きりさく…。テレビに出ている子どもに憧れ、番組を見てはセーブデータを消し、努力値や個体値も知らないままサンダースを育てたしラッタも育てた。赤緑はそうして遊んでいた。(その”子ども達”には後に出会うことになる) ポケモンの次回作が出る、という話はその頃からあった。僕たち子ども