アルフレッド・アドラーは、オーストリア・ウィーン出身の心理学者。現代の心理学に大きく貢献し、「自己啓発の父」と呼ばれているにもかかわらず、フロイトやユングに比べると圧倒的に知名度が低い人物でもあります。 自分の理論を他者が利用することに寛大で、関心がなかった。 論文や著作を残すことが少なく、理論が体系化される前に亡くなってしまった。 フロイトらと異なり、学派の弟子たちを強固に組織化しなかった。 ナチスドイツのユダヤ人迫害により、アドラー派の多くの人々が殺されてしまった。 功績が大きいのに無名である理由としては上記が考えられますが、「シンプル」で「明快」で「あたりまえ」な言葉の数々は、現代のビジネスパーソンも共感できる力に満ちあふれています。 『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』(小倉広著、ダイヤモンド社)は、そんなアドラーの考え方をわかりやすく解説した書籍。きょうはそ