ドイツ・ベルリン(Berlin)市内の街灯に固定された、前輪のなくなった自転車(2007年10月1日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/JOHN MACDOUGALL 【5月23日 AFP】一杯飲んだ後に自転車で帰宅するのが好きな人は、考え直したほうがいいかもしれない――酒気帯びで自転車に乗った場合、自動車の運転免許をはく奪されることもあるとの判断を、ドイツの裁判所が21日示した。 ドイツ連邦行政裁判所は、ベルリン(Berlin)近郊で酒気帯びで自転車に乗っていた男性が、法定値の4倍以上のアルコールが検出されたとして運転免許証を取り消された事件について審理した。 医学検査の結果、この男性は大酒飲みで、路上の障害物に対処できないほど酔うことがたびたびあった可能性が高いことが判明した。地方裁判所が男性の免許取り消しをくつがえしたため、ベルリン市当局が控訴していた。 ドイツのアンゲラ・