グルジア・南オセチア(South Ossetia)自治州のDzhavaで、子どもを抱き軍車両を見つめる同自治州の兵士(2008年8月10日撮影)。(c)AFP/DMITRY KOSTYUKOV 【8月11日 AFP】グルジア・南オセチア(South Ossetia)自治州情勢をめぐり激化するグルジアとロシア軍の戦闘で、戦力に勝るロシア軍の攻撃を受け、グルジア政府は同自治州からの撤退を宣言しているが、ロシア軍はグルジアの首都トビリシ(Tblisi)近郊の空港を空爆するとともに、グルジア海軍の艦艇1隻を撃沈したと発表した。 ロシアのこうした動きに対し、米国が戦闘の「不均衡かつ危険な拡大」は両国関係に悪影響を与えると警告するなど、欧米諸国から新たな非難の声が上がっている。 一方、事態打開に向けて、フランスとフィンランドの外相がトビリシ入りしたほか、ロシア政府はフランスのニコラ・サルコジ(Nico