えにしテックさん15周年記念イベントでのトーク資料です。
![えにしテックさん15周年に寄せて〜万葉と私のこれまでの学び〜](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/916280acc270f27ba6151cd6be3a067c9b264e5a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffiles.speakerdeck.com%2Fpresentations%2F8914b4e75662493baa84424b5e1497c4%2Fslide_0.jpg%3F30806866)
このブログエントリでは、テスト駆動開発(TDD: Test-Driven Development)の考案者Kent BeckがTDDの定義を改めて明確化した文章を、許可を得たうえで翻訳し、訳者の考察を沿えています。 きっかけ 2023年の年末、テスト駆動開発(TDD: Test-Driven Development)の考案者Kent Beckは、substackにTDDに関するポストを連投して論戦を繰り広げていました。TDDはその誕生から20年以上が経ち、その間に「意味の希薄化」が発生して議論が噛み合わなくなっていました。意味の希薄化(Semantic Diffusion)とは、新しく作り出された用語が広まる際に本来の意味や定義が弱まって伝わる現象です。 私(和田)はTDDと関わりの深いキャリアを歩んできました。Kent Beckの著書『テスト駆動開発』の翻訳者であることもあり、TDDの正
DEI leadのmioです。今日は合理的配慮のお話です。 「全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向け、障害を理由とする差別の解消を推進すること」を目的として、障害者差別解消法が平成28年4月に施行されました。 法律の改正に伴い、「合理的配慮」の義務化が令和6年4月1日からスタートしますが、それに先駆けてfreeeでも「合理的配慮を知る」ワークショップをやりましたので、資料も合わせて「あえて共有」します。 合理的配慮とは?伝えたかったメッセージ障害のある方々が障害のない方々と同じように人権が保障されるように、それぞれの障害特性や困りごとに合わせておこなわれる調整のことです。合理的配慮は、その人のもつ障害の特性や、具体的場面や状況に応じて異なり、多様かつ個別性の高いものです。 「合理的配慮」という単語だけ聞くと、面倒く
前置きこの記事を書こうと思った背景カミナシさんの「フロントエンドの Monorepo をやめてリポジトリ分割したワケ」に (Monorepo 構成で複数の React を共存させることができないため *1) の記載があり、いやいやそんなことないですよ?っていうのとMonorepoだとできないんだっていうふうに誤解してほしくないので、一応ネット上にできるよっていう記事を残しておきたかったので書こうと思いました。 この記事を書いてる時点でわかるとは思うのですが、結論としてはもちろんMonorepoでも異なるバージョンのReactは共存できます。 注釈先のReactのドキュメントの話は1つのビルド単位内で複数のバージョンが存在できないという話だと思うので、そのあたりの認識を間違えたんじゃないかなとも個人的には推察してます。 あとMonorepoをやめたところに関してはその組織の話で外部からとやか
みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 2024年6月28-29日に開催の開発生産性Conference 2024で登壇しましたので、資料を公開します。 最近「開発生産性」という言葉を耳にする機会がすごく増えたような気がしますし、自分でもあるメディアの取材で「開発生産性」という単語を使ったのですが、なんとなくスッキリしない感じを抱えていました。 僕自身は「生産性」という単語の不透明さをさけるべく「開発生産性」を使ったのですが、これでも不透明さは残ったままだったわけです。 ということで、「開発生産性」が何を指すのかを深堀りした上で、この単語とどう付き合っていくべきなのかを整理したのが、このセッションです。 スライド全部を読む時間のない方もいると思いますので、以下に結論を書いておきます。 「開発生産性」に関心を持つ理由も、「開発生産性」の定義もさまざま 重要なのはコンテキスト 数字だけで全て
ソフトウェアエンジニアは、どのように事業に貢献すべきか? 宿泊施設やレストランの予約サービスを提供する株式会社一休で執行役員CTOを務める伊藤直也さんは、2016年に入社しておよそ2年間、心の奥に抱えた悩みを解消できないまま仕事をしてきました。 伊藤さんは、2000年代から複数のWeb系テックカンパニーで技術部門のリーダーとして活躍し、現在でも利用される個人向けWebサービスのローンチをいくつか手掛けています。一休には入社以前からフリーランスで技術顧問を務めており、会社がヤフーグループ(当時)に入って経営陣が一新されるタイミングで、代表取締役CEOとなった榊淳さんの要請を受けて入社しました。 当時は全て.NETだったというサービス基盤の刷新や技術的負債の解消、開発組織の整備といったエンジニアリングにおいて重要な改善を進めてきましたが、あるとき自身が「事業に貢献していない」ことを明確に意識す
読者の皆さんは、テストについてどのようなイメージをお持ちでしょうか。「開発の後に行う確認作業」といったイメージを持たれている方もいるかと思います。 しかし、開発しようとしているソフトウェアに不具合の混入を防ぐには、もっと早い段階でテストについて考えることが必要です。こういったテスト活動は、プログラムを1文字も書いていないときから始めることができるのです。 本記事では、2016年に提唱された継続的テストモデルを紹介しつつ、アジャイルとも親和性のあるシフトレフトなテスト活動について解説していきます。 DevOpsにおけるテストの考え方 DevOpsのループ図とは何か? 継続的テストモデルとは何か 継続的テストモデルにおいてテストは「活動」である シフトレフトなテスト活動とシフトライトなテスト活動 シフトレフトなテスト活動としてのテスト駆動開発 コード実装を始める前から行うテスト活動 シフトレフ
こんにちは。アクセシビリティ本部のアクセシビリティエンジニアの五十嵐です。SmartHRでは主にアクセシビリティテスターが見つけた課題を技術的な観点から改善したり、根本的な問題を解決するための仕組みづくりを担当しています。 さて、Meta が開発する UI ライブラリとして長い間人気を博している React ですが、2024年4月に最新版であるバージョン 19 のRC版が公開されており、注目を集めています。 バージョン 19 では "use client" や "use server" でも知られる Server Components を含む様々な機能が含まれる予定ですが、この記事では、そんな React バージョン 19 をアクセシビリティの観点からキャッチアップし、特に便利になりそうな点や、注意が必要になりそうな点などを見ていきます。 forwardRef が不要になった 仮想 DOM
こんにちは。atama plusというAI×教育のスタートアップでUXリサーチャー/UXデザイナーをしています野澤です。 atama plusではプロダクトをアジャイルに開発しています。開発フレームワークとしてスクラムを採用していて、UXデザイナーもエンジニアやQAと1チームとなって開発を行っています(更に最近ではビジネスのメンバーもチームにジョインしてます)。 本記事では、atama plusのUXデザイナーがアジャイルにプロダクト開発を行うために大事にしている「Lean UX」という考え方と、私がそれを1年半実際にやってみて学んだこと、チームにLean UXやアジャイルの考え方を広げる方法を紹介します。 以下の人に向けて書きます! ・アジャイル開発に興味があるUXデザイナー・エンジニア・QA ・デザイナーとエンジニアとQAの壁に悩んでる人 ・組織にアジャイル・Lean UXを広めたいが
本稿はNext.js v15.0.0-rc.0時点の情報を元に執筆しており、PPRはさらにexperimentalな機能です。v15.0.0のリリース時や、PPRがstableな機能として提供される際には機能の一部が変更されてる可能性がありますので、ご注意下さい。 Partial Pre-Rendering(以降PPR)はNext.js v14.0で発表された、SSRやSSGにならぶ新たなレンダリングモデルです。 PPRは前述の通り開発中の機能で、v15のRC版にてexperimentalフラグを有効にすることで利用することができます。ppr: trueとすれば全部のページが対象となり、ppr: "incremental"とすればexport const experimental_ppr = trueを設定したRouteのみがPPRの対象となります。 // next.config.mjs
The two-dimensional Design System Attributes Framework graph. Illustration by author using Miro. Naming things is hard. Sometimes, classifying the things you’ve just named is even harder. As a content modelist, I’ve had my fair share of battles with the process of classification. I wouldn’t exactly say it’s more of an art than a science — but then again, not even the periodic table is systematical
CSS in React Server ComponentsUnderstanding the future of CSS-in-JS and React IntroductionAround this time last year, Vercel announced the stable release of Next 13.4, becoming the first React framework to be built on top of React Server Components. This is a big deal! RSC (React Server Components) gives us an official way to write server-exclusive code in React. It opens a lot of interesting new
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