【ハバロフスク共同】インタファクス通信によると、ロシアのプーチン首相は5日、福島第1原発について「状況は良くなっていない」と述べ、日本に隣接した極東地域での放射性物質の監視態勢を引き続き強化していくよう指示した。 またメドベージェフ大統領も5日、極東サハリン州のホロシャビン知事との会談で、日本は原発の状況をコントロールできていないと指摘。大統領は同知事に対し、住民を安心させるためにも放射線の観測結果の推移に関する情報提供を絶やさないよう指示した。 ホロシャビン知事は大統領に福島第1原発の事故発生以来、サハリン州で放射線測定値に異常が観測されていないことなどを報告した。(2011年4月6日 共同通信) 2011/04/06 10:39