海外旅行のカバンといえば、スーツケースやザックであろう。しかし、省エネ省スペースの最たるものといえば、風呂敷ではないだろうか。果たして風呂敷は海外旅行で使えるのか。 そもそもなぜ風呂敷なのか 世間の常識では、もはや海外旅行といえばスーツケースである。持たなくても運べるし、丈夫だからであろう。だが、よく考えてみると365日旅行し続けている人は稀だ。10日間も旅行していれば多いほうであろう。使わない日々はけっこうな荷物になる。そして、何よりスーツケース自体が重くて荷物になる。これは無駄である。 こちらの写真をご覧いただきたい。スーツケースに比べて、荷物がない状態での風呂敷の圧倒的なコンパクトさがお分かりいただけると思う。 圧倒的な体積の差(未収納時) さすがに、物質を圧縮する性能はないので、荷物を包むとその分膨らむわけであるが、スーツケースはその体積も一定なのに対し、風呂敷は運ぶ荷物の量に応じ