松本は先日都内で行われた会見に出席し、自身の受賞について「予想もしていなかった、大変素晴らしい賞をいただきましてとてもびっくりすると同時に光栄に思います」とコメント。これまでの作詞家活動を振り返り、「僕の場合、ロックバンド出身。『寄らば大樹』を好んでこなかった。若いときから大きな組織に頼らず自分1人で仕事をしていた。守ってくれるのは自分の作品だけ。そういう思いでやってきたので、自分の作品が自分の存在を証明してくれた。その今までの努力がこうして認めてもらって、とてもうれしい」と喜んだ。 人に歌詞を提供するにあたり心がけていることについても触れ、「僕以前の歌詞は例えば失恋をしても、傷を舐め合う歌が多かった。そうではなく、心がくじけて倒れたところからどう立ち直るかを歌いたいと思った。KinKi Kids『硝子の少年』のように、失恋はするが、最後に雨上がりに日が射してくる。松田聖子の『瞳はダイアモ