政宗ねぶた 復興へ出陣 東北六魂祭あす開幕 仙台 六魂祭への出陣を前に、ねぶたの補修、点検作業に取り組む関係者=14日、仙台市役所議会棟前駐車場 東北の県庁所在地の夏祭りが集まる東北六魂祭(ろっこんさい)が16、17の両日、仙台市青葉区の勾当台公園や定禅寺通などで開かれる。14日には青森市から「ねぶた」が到着し、ねぶた師らが「復興へののろしを上げたい」と、組み立て作業に取りかかった。 本体や台車などに解体されたねぶたは、市役所議会棟前の特設小屋にトラック3台で運び込まれた。組み立て後は高さ4.6メートル、幅7メートル、奥行き6メートルで、通常の4分の3の大きさになるという。青森市のねぶた師外崎白鴻(とのさき・はくこう)さん(31)が、六魂祭のために制作した。 題名は「戦国武将 政宗」で、荒れ狂う馬を震災に見立て、仙台藩祖伊達政宗が勇猛果敢にかぶとで抑え込もうとする姿を表現。今回は、外崎