(左より内田善美『草迷宮』、「月刊ぶ~け」78年8月号に編集長・佐治輝久が創刊に寄せたコメント、ごとう和の「ペンの使い方 人物編」 ★【前編】はコチラから http://www.webdice.jp/dice/detail/1635/ 鈴木志保を生んだ「月刊ぶ~け」ってどんな少女マンガ誌? 78年8月に創刊した集英社の「月刊ぶ~け」。創刊時の編集長・佐治輝久が創刊号に寄せたコメント(※発刊の御挨拶)によると「ぶ~けとはフランス語で花束。週マ・別マ・りぼんの人気作品の総集編と新作まんがを束ねたまんがの花束です」とあるとおり、「りぼん」、「マーガレット」、「別冊マーガレット」に掲載された作品の総集編が再掲されるのが大きな目玉だった。当時はまだ雑誌に掲載されただけでは作品が単行本化されることはなく、人気作だけが単行本になるという流れだったため、単行本化に何年もかかることもありファンは雑誌を取って