90年代後期を出自とする同世代バンド、スーパーカーとナンバーガール。そのメンバーだったフルカワミキとナカコー、田渕ひさ子に加え、エレクトロニック・ミュージック・シーンにおける若き才能、agraphこと牛尾憲輔が結成した新バンド、LAMA。今年4月に渋谷WWWで行った初ライブに続き、8月リリースのデビューシングル『Spell』において、彼らが放ったポップ・センスは時代や世代、ジャンルを軽やかに超える。そして、4人がこれまで重ねてきたキャリアや経験はそれぞれにありながらも、真っ新な紙に絵を描くような、そんなサウンドとリリックのフレッシュネスは聴く者をも明るく照らし出すかのようだ。その明度を増しているニューシングル『Cupid / Fantasy』を通じ、その実体が明らかになりつつあるLAMAというバンドについて、4人が和やかに語ります。 LAMAはキャリアのある人達が組んだ大人のバンドというよ