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ブックマーク / kokokubeta.livedoor.biz (12)

  • 広告β:意志決定の謎

    意志決定には、謎があると思う。 国家の意思決定といえば、政治が思いつく。 政治は意志決定の連続であるが、私の目から見ると、 「いったいなんでそんなことになるのか?」「この人達はおかしいのか?」 そんな決定を見ることも珍しくない。どうなっているのか? 頭がおかしいのだろうか?そんなことはないだろう。 クライアントのところへいく。クライアントも意志決定をしている。 とんでもないオリエンペーパーを渡されることがある。 なにこれ?一ヶ月かけて、これって・・・何も決まってないのでは? 迅速に意志決定の検討をする・・って何も言っていないのでは? クライアントは頭の弱い人なのか?そんなことはない。 意志決定には謎がある。外部から見ると、悪魔的な力が働いて、 どうみてもおかしい、変な意志決定が出力されているように見える。 おそらく、悪徳祈祷師がいるのだろう。 もしくは、古代中国

    shidho
    shidho 2008/03/21
    特殊化、というか、これ日本だけの話かな?「キャズム」という英語が存在するし。
  • 広告β:遠さが近さのために、近さが遠さのために

    実家に帰省したりしてひさしぶりに東京を歩いたら、人混みにとまどった。 とくにとまどうのは、渋谷の交差点である。あまりに、人、人、人。 どうやったらあんなに人がたくさんいて、ぶつからずに歩けるのか。 自分で歩いておきながら、まさしく奇跡であると思う。 帰省し、クルマを運転してまた思った。こんどは高速道路。 常識を大きく外れたスピードで、鉄の塊が飛び交っている。 なぜ、私はカーブにつっこんだり、ほかのクルマと接触しないのだろうか。 ところで、何人かで打ち合わせをしていて、混乱してしまうときがある。 みんなが、いろいろなことを言う。それぞれの意見を解釈して、どうしたら うまくいくものか・・・そもそも理解するので精一杯になることがある。 手慣れた先輩が、かんたんに議論をまとめていくのを見て、驚愕する。 結局、遠くを見ると、なぜだか自然に歩くことができる。 高速道路の運転のコ

    shidho
    shidho 2007/11/27
    そんなものかもしれん。
  • 広告β:失敗しなければ、成功するだろうか

    「CONTENT'S FUTURE」を読んだ。 いろいろと面白い観点が落ちていたのだが、特に気になったのはここ。 また昔はレコード会社にも名物プロデューサーっていう人がたくさんいて。豪傑みたいな人が。「ここで欠損を出してもこっちでカバーしたからいいだろ!」みたいな。そういう人はもう今のレコード会社にはいないですから、構造的にシュリンクせざるを得ないんじゃないかと。 (126p、椎名氏)広告もコンテンツ的要素を持っているし、実際、広告会社がコンテンツがらみの仕事を することもあったりするのだが、どこからも同じような声が聞こえてくる。 それは、なんというか、コンテンツ屋さんの恐磋の声みたいなものだ。 広告会社のクリエイターも、同じようなことを言うことが多い。 コンテンツビジネスは読みにくい。 よくあるパターンは、あるコンテンツ分野が注目を集めると、お金を持った人が 続々やっ

    shidho
    shidho 2007/09/05
    賭け金が大きくなっているからなあ。
  • 広告β:幻想の落とし前

    Googleも気になるんだけれど、広告業界的にもっと気になるニュース。 車を買わず、酒もあまり飲まない。休日は自宅で過ごす。無駄な支出を嫌い、貯蓄意欲は高い――。日経済新聞社が首都圏に住む20代の若者を対象に実施したアンケート調査の結果、予想以上に堅実でつましい暮らしぶりが浮き彫りになった。消費を喚起するにはかなり手ごわい相手といえそうだ。(NIKKEI NET) 実は上記の若者はそのまますべて私に当てはまってしまうのだが、私と同じ 20代の人たちは、以下のようなものにどのような反応を示すだろうか。 ほしいものはいつでも あるんだけどない ほしいものはいつでも ないんだけどある ほんとうにほしいものがあると それだけでうれしい それだけはほしいとおもう ほしいものがほしいわ (糸井重里、西武百貨店、1988) バブル期真っ只中、まさにこれぞ!な広告である。 私

    shidho
    shidho 2007/08/24
    見る側の能力が落ちただけなのかもしれない。
  • 広告β:トヨタがCMをやめない理由とか雑考

    ある女の子が、意中の男の子に告白するときに、 みんなの前でするべきか、体育館の裏で一対一でするべきか。 状況によってとるべき戦略は異なるような気がする。 両思いだったらどっちでもいいような気がするけれど、 相手の男の子が恥ずかしがり屋だったら体育館の裏だろうか。 逆に、牽制したいライバルがいるなら、あえてみんなの前でして 既成事実を作ってしまったほうがいいのかも。 男の子が優柔不断だった場合、周りの男の子(女の子)の力を 借りたいから、みんなの前で告白して追い詰めてく感じでもよいか。 その男の子が、強い意志を持っていて、プライドが高かったら、 周りの影響を嫌がるから、直接一対一のほうがいいだろう。 なんてなんて。中高生でもないのにそんな議論をしてもしょうがない。 トヨタがなぜ今でもTVCMの絨毯爆撃をしているのか考えてたのだが、 そこにはやはりある程度の合理性があ

    shidho
    shidho 2007/06/20
    男性に(女性用の)化粧品と生理用品のCMを見せる理由を考える。それは無駄なのか何かの流れが出来るのか。
  • 広告β:ブランド好きな日本人からブランド企業が出にくいのはなぜか

    たいして海外経験もないくせに、ここで日人論をぶつのは気が引けるが、 少々雑な前提のもとに、以下、試論をすすめさせていただく。 なぜ、日人はブランド好きとされるのか。 それなのに、なぜ、日からは世界的ブランドが出にくいのか。(※) そして、以上のような問いがそもそも成り立つとしたら、私の答えは、 「日人は価格を設定する能力に欠けているから」である。 過酷な労働条件を受け入れるプログラマというのは、ダンピングをしています。 つまり、労働力の不当な安売りです。 来、プログラマは、サービス残業を強要されたら、それを拒否すべきです。 あらかじめ無理なスケジュールだとわかっているプロジェクトも、拒否すべきです。 安い賃金で働くことも拒否すべきです。 それらを拒否せずに、受け入れるプログラマが多いから、他のプログラマまでそれらを受け入れなければならなくなるのです。(分裂勘

    shidho
    shidho 2007/02/18
    サライとか読んだら日本のブランド名で溢れてるんで、それは見る場所を間違えているんではないかと。
  • 広告β恵方巻がバレンタインになれない理由

    昨日はバレンタインデーでした。 会社の女性社員も、義理チョコを配るのが大変そうで気の毒でした。 個人的にどうかといえば、私は面倒くさがりなので、この手のイベントは 誕生日・クリスマスなどすべてにおいて遠慮したい気分ではあります。 どっちかというと、合理的に考えて必要・不要を考えてしまうほうです。 しかし逆に見ると、それぞれの利害関係業界(菓子業界とか)にとっては またとない、嬉しいビジネスチャンスであることも確かです。 代理店稼業をしていると、まれに「バレンタインみたいな行事を作りたい」と いう要望をもらったりしますが、確かに習慣に基づく需要が発生すれば それによって得られる利益は自動的かつ莫大なので、おいしい市場であることは確か。 そういえば2月には節分があって、そこでは恵方巻というのが最近関東でも コンビニを中心に売られまくってますが、なんだかイマイチ発展しません

    shidho
    shidho 2007/02/15
    いや、関西で閉じてればいいじゃん。
  • 広告β:口コミサイトの広告モデル脱却

    口コミはカネにならない。そういう意見が結構ある。 価格.comとか、@cosmeなどの商品系口コミ系サイトは、人気こそあるものの 収益が今ひとつ伸び悩んでいる。理由は、広告出稿が伸びないからだ。 メーカーにしてみれば、口コミサイトにおける口コミというのは、 よいものもあれば悪いものもあるので、自然と広告出稿をためらってしまう。 広告出稿をしたところで、自社に都合のいい口コミが増えるわけでもない。 コントロールの効かない広告出稿は嫌われる傾向にある。 ただやはり、口コミサイトは非常に人気があり、多くの消費者が商品選定の 参考にしている。アンケートをとると、購買参考情報としての口コミサイトは かなり高い数値をたたき出す。有用なサービスではあるといえる。 人気があるのに儲からない口コミサイトは、この2つの事実に悩む。 ここで口コミサイトがたどる道はいくつかある。 ひとつは

    shidho
    shidho 2007/02/07
    ふむ。
  • 広告β:人気が出るほど価格が上がるビジネスモデル

    通常の商品は、売れれば売れるほど、減価償却や規模の経済が働いて、 価格が下がっていくということになっている。それで、もっと売れていく。 これは、ある意味生産現場から見た考え方であって、必ずしも永遠不変の 原則ではないらしい。 DRM(デジタル著作権管理)がない(フリーな)楽曲を配信するサービス、 「Amie street」というものがアメリカにあるようなのだが、これは逆転の発想をした。 アーティストは、ダウンロード用の音楽をサイトにアップロードする。ユーザーが曲をダウンロードする価格は初めは無料。ダウンロード数が増えて人気がでると、最高$0.99まで上がっていく。曲の値段が$0.30くらいになると、これは流行っているとわかる。アーティストは、売上げが$5を越えてからの分の70%を得る。 (TechCrunchより)う〜む、これはスゴイ発想だ。 最高価格を定額で決めているとこ

    shidho
    shidho 2007/02/02
    売れるところほど高いって、TVCMとかの広告のことかと思った。
  • 広告β:口コミは高いところから低いところに流れる

    一消費者を偽って、内部の人間が口コミらしきものを流すのを 「ステルス・マーケティング」と業界では呼んでいる。 しかしそういうヤラセ行為は炎上したり、告発されたりして失敗している。 最近はそういうものに対する反発は高まり、「口コミは誠実さが大切だ」と 業界にも反省の色が見え隠れする今日この頃。 とはいえ、「誠実さが大切」に落ちていくのは納得がいかない。それは広告一般にいえること。 だったら、口コミは何が大切なのか?まずは口コミの構造を考えてみる。 ただ、じゃあそのステルスマーケティングによって、クチコミが当に広がっているのかと言われると、どうもそれは怪しいのではないかという気がしています。 たしかに、やらせブログの記事によって、製品を買う人は確実にいるでしょう。 でもその実際の製品が、やらせブログの記事の内容とかけ離れた製品であれば、結局その製品を買った人からはその製品に

    shidho
    shidho 2007/01/22
    口コミであろうとその他であろうと、ということなんだろうな、実際には。下克上はありえないと。
  • 広告β:最近の労働問題を仕事の捉え方から見てみる

    どうやら当に、残業代が支払われない法律が制定されそうです。 広告業界もピンチです。というわけで、たまには労働を考えます。 私は、世の中には2種類の労働者がいると思っています。 ○仕事を「役割」でとらえる人 ○仕事を「仕事(今、仕えている事)」でとらえる人 仕事を「役割」として捉える人は、目的意識が明確です。 自分は何をすべきなのか(=役割)ということを常に意識しています。 役割が限定されているので、その役割をはみ出そうとはしません。 (他人の役割の邪魔になりうるし、そもそもそれは役割外だからです) ですから、有能であれば、仕事をさっさとすませて帰ります。 議論においても、議題を「役割に関すること」と捉えるので、 反論・否定されても個人的に腹を立てることがありません。割と自分自身と 仕事(役割上の自分)を切り離して考えます。 「役割でやっているのだから」と考えるの

  • 広告β:不評な「千葉県」のロゴが良い5つの理由

    不評らしいですね。この千葉県の新ロゴ。 ここではあえて擁護します。このロゴは偉い。何が偉いか。 (1)一目で理解できる 普通、県だの市だののロゴを作るときは、極度にデフォルメして 抽象的なマークを作るんですが、これは一目見て「千葉」だとわかります。 普通、県のロゴなんていちいち宣伝しませんから、見たときに一目で わからないといけないんです。 千葉県の名産が落花生だからといって、落花生の形のロゴを作っても 誰も千葉県だなんてわからない。これでは意味はないでしょう。 他の都道府県のマークを見てください。一目でその県をあてられますか? (2)記号性がある 文字のマークというのはわかりやすいのですが、ただの文字ではアイコンになりません。 それがひとつのマークとして、記号的な意味を持たないとスルーされてしまうわけです。 この「ちば」ロゴは、文字として読めながら、マークとして

    shidho
    shidho 2006/11/24
    まあ、話題になった時点で勝ち、という面はあるね。
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