オタサーの姫をちやほやするのが好きだった 言うならば、オタサーの姫は『アイドル』である。アイドルを応援するものたちは、みな同じ立ち位置からサイリウムを振り、アイドルは舞台上から全員に向かって手を振って、笑顔を向ける。逆に、サークラは『キャバクラ嬢』である。彼女を指名する客は複数人いたとしても、彼らは彼女に対して1対1で席に付き、嬢は彼らに対して個人的に連絡先の交換をし、デートと言う名の同伴や、絵文字の舞い散る営業メールを欠かさない。 ほんとそれ! もやもやしていた事を言語化してくれた感じ。僕の属性は『堂本兄弟』の女性ゲストちやほや回みたいにオタサーの姫をちやほやするところにあるので、「サークルクラッシュ」については敏感に察知して身を引く事が多い。もともとがハロヲタでもあったし「アイドル」が好きなのである。 オタサーの姫がサークルクラッシャーに変化する瞬間 それは決して「姫は恋愛禁止」という