グーグルは2009年6月15日、同社の検索エンジンの進化の方向性とその背景を説明する記者説明会を開催した。米グーグル検索製品およびユーザーエクスペリエンス担当副社長のマリッサ・メイヤー氏は方向性として、「検索の入力を簡単にすること」と、「パーソナライズされた関連性に応じて検索結果を出すこと」が課題と進化の方向性になると説明。また、米国を中心に利用者が急増したマイクロブログサービス「Twitter」の投稿データの検索については、「(Webサイトと同時に画像や動画などさまざまな検索結果を表示する)ユニバーサル検索に出す方向で考えている」と方針を明かした。 メイヤー氏はまず、検索技術の進化の背景となるネット上の情報量の急増を説明した。グーグルがインデックスする情報量は5年前が5エクサバイト(エクサは100京)だったのが、現在は281エクサバイトに増えているという。 Webページが単純に増えている
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