先日、「エアリプ」が雑誌で取り上げられ、中学生や高校生の間で大きな話題となった。Twitterで「@アカウント名」で言及することは「リプライ」と呼ばれるが、エアリプとは任意のアカウントへ@を付けずに言及すること。エアリプライの略で、「空中リプライ」とも呼ばれる。ただし特定のツイートへのリプライではなく、相手を名指ししないツイートのこともエアリプと呼ぶことが多いようだ。 例えば、筆者(Twitterアカウントは@akiakatsuki)にリプライをする場合は、「@akiakatsuki 連載面白かったです」となる。これに対して「いつも読んでいるあの連載の今週の記事。○○の部分が詳しく知りたい」などと「@アカウント名」を付けずに、筆者に宛てた“ようにも読める”内容をツイートすることはエアリプとなる。 @を付けていないため、特定の相手のツイートに対するリプライとして明示されないが、自分のツイート
ソフトウエアアーキテクチャーの基本知識と、アーキテクチャー設計の具体的な方法を解説した書。アーキテクチャー設計で重要な三つの概念―システムの実現に興味を持つ人や組織である「ステークホルダー(利害関係者)」、システムが持つ様々な側面を記述するためのパターンやテンプレートである「ビューポイント(側面的見地)」、パフォーマンスやセキュリティなどシステムの品質特性を満たすための戦術や指針である「パースペクティブ(横断的見地)」を、チェックリストなどを交えて説明する。アーキテクチャー設計のプロセスや、アーキテクトの仕事内容についても詳述してあり、これからアーキテクトを目指すエンジニアにとっても参考になる。 翻訳書であるため入門者には難解な部分もあるが、用語をきちんと定義して説明を進める点は親切だ。また、適宜アーキテクトが悩みがちなポイントやプロジェクトの例を挟むなど、理解しやすくする工夫もある。
情報セキュリティ対策は、経営者が神経を尖らせるテーマの筆頭である。にもかかわらず、取り組みの国際比較をすると日本企業の「弱気」が目立つ。本来なら「経営者に一番近い部門」が対策を主導し、効果を測るべきだ。情報システム部門は関わり方について覚悟を決め、経営者と議論を。 「とにかく監督官庁に呼ばれないようにしてもらいたい」。情報セキュリティ対策に関して、こう指示する経営者がいる。顧客情報が漏れたり機密情報が入ったパソコンを社員が紛失したりすると、経営者は監督官庁に行って善後策を説明し、頭を下げなければならない。「それだけは嫌だ」と言われた担当者は、情報アクセスの極端な制限やパソコンの持ち出し禁止など、現場を無視した対策をとってしまう。 後ろ向きの理由からとはいえ、経営者は情報セキュリティを懸念している。情報システム責任者に「うちは大丈夫か」と聞いてくる場合もある。折角の機会をとらえ、うまく応対し
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