今回レビューするオーバーヘッド方式のスキャナ3製品。法人や文教向けの書画カメラとは異なる、個人向けの製品だ。左から、デスクショット(キングジム)、SnapLite(PFU)、ScanSnap SV600(PFU) これまでの個人向けのスキャナといえば、フラットベッドスキャナとドキュメントスキャナが二大勢力だったが、新たに第3の勢力として台頭してきたのがオーバーヘッド型のスキャナだ。カメラを備えたアーム式の本体を持ち、デスク上に置いた書類に覆いかぶさるようにして読み取る。 オーバーヘッド方式の利点として、厚みがある書類の束なども解体せずにスキャンできること、またガラス面と接触しないので汚れたり傷みやすかったりする書類にも対応できることが挙げられる。本体の設置面積が最小限で済むことも、メリットの1つといっていいだろう。 現在市販されているオーバーヘッド型のスキャナは、アーム式の本体を持つことを
![スキャナーの第3勢力「オーバーヘッド型」3機種を徹底比較――設置スペース編](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1adfd773b094abadf45ae92f20297628959fc82a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fbizid%2Farticles%2F1407%2F22%2Fl_do_bh01.jpg)