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都内で開幕した「2015国際ロボット展」で、機械メーカー「クボタ」開発の最新アシストスーツ「ラクベスト」を着用してぶどうを摘み取る同社従業員(2015年12月2日撮影)〔AFPBB News〕 いまミュンヘンで原稿を書いていますが、こちらドイツで聞いたとこによると、「2030年に存在する職業の65%は2015年時点には存在しない」という試算があるそうです。 つまり、いま小学生程度の子供が15年後に大学を卒業した時、就職先として存在する職種の大半は、現在はまだ影も形もない仕事である可能性があるという。 これは「温故知新」、15年後を考えるというのですから15年前を振り返るとよく分かるように思います。そこで最初は「デジタルな例」から、新しく生まれた仕事、消えていった仕事を考えてみましょう。 2000~2001年頃、世界はどのようであったでしょう? いわゆる「IT革命」は一段落ついて、それまでは
『ペンタゴン式 ハードワークでも折れない心のつくり方』(カイゾン・コーテ著、中津川茜訳、KADOKAWA)のタイトルにあるペンタゴンとは、いうまでもなくアメリカ国防総省の通称。傘下に群を携えた、アメリカの軍事、国防の拠点として知られる官庁です。そこで繰り広げられている厳しいミッションの数々は機密のベールに隠され、映画さながらの世界も実際に存在するのだとか。 そんなペンタゴンの国防情報部隊におけるエキスパートとして活躍する著者によれば、現場では判断を一歩間違えば多くの命を巻き込む危険な任務も多々あるため、「絶対」に、「いかなる失敗」も「間違い」も許されないのだといいます。 そう聞くと、私たちの日常からは想像もつかないような、特別なスキルを備えていないと務まらない世界であるように思えます。しかし軍隊での経験と私たちの仕事や人生は、実はとても似ているとも著者はいうのです。なぜならハードな仕事や人
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