来週から6月。多くの企業や役所で夏のボーナス(賞与、一時金)が支給される時期だ。円安の恩恵やアベノミクスに伴う景気回復によって、多くの日本企業で業績は好調。この夏のボーナスをはずむ会社も少なくないだろう。 説明するまでもない話だが、毎月の給料に、夏と冬の年2回の賞与を加えた数字が年収。ボーナスが多ければ、その年の年収も大きくなる。では、実際にどんな企業でどれくらいの年収を貰っているのだろうか。東洋経済オンラインは『会社四季報』編集部と協力して、会社四季報春号(発売中、夏号は6月12日<金>発売)に掲載している全上場企業約3500社のデータから、上位500社の平均年収をランキングとしてまとめた。 純粋持ち株会社は、グループ企業の管理を担う特性上、経験豊富な従業員が集まる場合が多い。そのため、事業子会社に比べて数値は上振れる傾向にある(社名の横に「(純)」とあるのが、該当企業)。また、主要事業