京都大学の高橋淳准教授らと理化学研究所は21日、万能細胞の一種であるヒトの胚性幹細胞(ES細胞)から作った神経細胞をパーキンソン病のサルに移植し治療効果を確認したと発表した。霊長類で、この手法で症状が改善したのは世界初という。似た性質の新型万能細胞(iPS細胞)でも同様の治療効果があるとみている。再生医療による治療に一歩近づく。パーキンソン病は脳内の神経伝達物質ドーパミンを出す神経細胞が減って
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