千葉市の【「千葉市職員のソーシャルメディアの利用に関するガイドライン」について】を読むと、多くの読者は「何当たり前のことを書いているんだ」と思うに違いない。まるで小学生の道徳の教科書を読んでいる気分になる、と表現すれば良いだろうか。 しかしそれは、その「多くの読者」がすでにインターネット上で長い時間を経て色々な経験を持ち、ソーシャルメディアを使いこなしているからこそ言える、思えることに他ならない。例えるなら、「小学校の道徳の時間に授業を受けて教科書を何度も読み、社会生活上で保護者や先輩、先生、近所の人や友達から、『して良い事』『してはいけない事』を教わり、学んでいる」からこそ、「道徳の教科書の内容」を「当たり前のこと」と認識できるという次第。 ところが少なからぬ大人、特に中堅層から高齢者にとって、インターネットのサービスは初めての事柄ばかり。しかも自分がこれまで知っていたこと、常識が通用し
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