先日、テレビ番組のコメントをするために織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の経済政策に関する文献をいくつか読んだが、実に興味深かった。驚いたのは、信長が活躍した戦国時代と今の世の中がうり二つということだ。 信長の掲げる旗には永楽銭が描かれているが、これは貨幣こそが信長の経済政策のカギであったことを象徴している。学問的には諸説あるようだが、日本にマネー経済を定着させたのは信長だとされている。 信長は、それまで不安定だった貨幣の重さや成分を安定させることにより、通貨の価値を高めることに成功した。つまり、貨幣にきちんとした取引の仲介機能を持たせたわけである。そのことで、日本が初めて貨幣経済に移行することが可能になった。 そして、信長は貨幣経済を活用した。よくも悪くも、信長はマネーの力でのし上がっていった人物なのである。 そうして見ていくと、この時代の経済政策は、不思議なほどここ10数年間の我が国
2人寄ればビジネスや採用の情報を交換し合うネットワーク社会,シリコンバレー。そこでビジネスに広く利用されているソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)がある。Linkedinである。シリコンバレーでコンサルティング業を営む筆者にとって,Linkedinは日々の仕事に欠かせないものとなっている。 ビジネスに特化,130カ国で850万人が利用 Linkedinは2003年にカリフォルニアのPalo Alto市で生まれたビジネス特化型SNSである。当初シリコンバレーで広まったが,現在は米国のみならず130カ国で850万人が利用している。創業したその年に,シリコンバレーの名門ベンチャ・キャピタルであるSequoia CapitalやGreylock Partnersが投資を行ったことでも知られている。 Linkedinをうまく使いこなすことは,シリコンバレーでのビジネスを進める上でのカギと
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