東京のJR新宿駅近くの歩道にことし1月、79歳の高齢者が運転する乗用車が突っ込み、歩行者などがはねられて5人が重軽傷を負った事故で、警視庁は、運転ミスが原因だったとして過失運転傷害の疑いで書類送検しました。 この事故で、20代から80代の男女5人が重軽傷を負い、乗用車の2人もけがをしました。 運転していたのは、横浜市の79歳の男性ドライバーで、警視庁によりますと、事情聴取に対して「運転中にお茶を飲んだらむせてしまった」などと話していたということです。 また、最初にガードパイプに接触したあと、ブレーキをかけた痕がなかったことも分かったということです。ドライバーは、事故の翌月、病気で死亡しました。 警視庁は20日、運転ミスが原因だったとして、過失運転傷害の疑いで書類送検しました。