MVNOは、連載第4回で説明した通り、基地局やコアネットワークといった携帯電話サービスの提供に必要不可欠な設備を持たない「ちょっと特殊な携帯電話会社」です。これらの設備は、既存のMNO(NTTドコモやKDDIなどの携帯電話会社)から借りて提供をしています。こういった設備の借用は、既存の携帯電話会社(MNO)とMVNOの間で結ばれた契約書を元に提供されています。今回は、こういったMNOとMVNOの関係性について、ご説明しようと思います。 MNOとMVNOの関係は2種類 総務省が定めたMVNOに関わる電気通信事業法及び電波法の 適用関係に関するガイドラインという文書には、「MVNOとMNOの間の関係」という章があり、ここには次の2つの関係が示されています。 卸電気通信役務 事業者間接続 これらは、MNOとMVNOの契約形態を示します。つまり、場合によってMNOとMVNOは卸電気通信役務契約、事
2015 - 12 - 22 実は格安SIMのMVNOは大手キャリアではなくMVNEが卸した回線を再販している 最近、格安SIMや格安スマホがブームだ。色々なMVNO(Mobile Virtual Network Operator 仮想移動体通信事業者)の会社が登場して様々な料金プランやサービスを提供するようになった。 でも、格安SIMをどのMVNOにするかを決めるときに、料金プランやサービスや通信速度などが比較されることが多いけれど、MVNE(Mobile Virtual Network Enabler 移動体仮想サービス提供事業者)の視点で比較しているサイトは少ない。 MVNEってなに? そもそもMVNEという言葉自体、初めて耳にする人が多いだろう。 MVNOは大手通信キャリア(ドコモやauなど)の回線の一部を間借りすることによってサービスを提供している。 しかし実はMVNEという事業
2015年8月15日更新 MVNOでドコモ端末でもテザリングができることを確認しました。 また契約関係について一部補足しました。 2015年11月4日更新 持ち込みの場合、バリュープランは選べないようなので訂正しました。 ・現在、ドコモのスマホを維持しているが、回線料が無駄に高いと感じている ・現在、ドコモのガラケーで、安価であればスマホに移行したい考えている というような場合に、ドコモのメールアドレスと電話番号を維持したまま、MNPでMVNOに移行し、通常の半額以下でスマホを維持する方法をまとめている。 これにより、今まで通り、1台のスマホで通話もドコモメールも利用可能。 転送のようなことも不要でネイティブに1台のスマホで運用できる。 ポイントは、MVNO等の他キャリアに移行するのに、なぜドコモのメールアドレスを維持できるのか、ということ。 そのしくみ、手順等は後述する。 費用面では、月
ドコモ回線のMVNOであるIIJmioのSIMカードを契約しています。MVNOの代名詞のような存在ですが、何がそんなに良いのか?なぜ評価が高いのか?解説します。 10GBでも安い データ通信専用SIMなら、3GB(ミニマムスタートプラン)で900円(全て税別表記)。5GB(ライトスタートプラン)で1520円。10GB(ファミリーシェアプラン)で2560円です。 大手キャリア(ドコモ、SB)で10GBとなると9500円必要です。しかも10GBというデータ料に既に課金しているのに、さらに「基本使用料」としてデータプラン1700円(ルーターなら1200円)も請求されます。1万1500円かかるわけですね。やはりIIJmioの方が安いです。 “容量共有”も可能なので複数台持ちにもおすすめ IIJmioのファミリーシェアプランなら、SIMカード最大3枚で、10GBの容量を共有可能です。料金は月額256
「『グローバル(海外版)Xpeira』ってたまに聞くけど、いろいろ調べてみるとけっこう高いんだよねぇ(分割じゃないし)」とか「やっぱり個人輸入とかクレジットカードの情報が漏れたりしたらイヤだし」とか「ドコモショップで直してくれないんでしょ?」という声がまだまだ根強いのが今のご時世。 そんな中で通話「も」できるXperia Z3 Tablet CompactがMVNO回線とセットで買えるプランを、本日4/18から期間限定ですが、提供するMVNOが現れました! そのサービスは「もしもシークス」。 ん?あまり聞いたこと無い??のでいろいろ調べてみました結果を考察してみたいと思います。 「もしもシークス」ってどんな会社? 「エックスモバイル」といったほうが通りがいい?かもしれません。もしもシークスはエックスモバイル株式会社が提供するMVNOサービス名称です。 エックスモバイル株式会社の会社沿革を見
NTTドコモが、2014年度に適用するMVNO(仮想移動体通信事業者)向けのパケット接続料が分かった。10Mビット/秒(帯域幅)当たりの接続料は、レイヤー2接続(GTP)の場合が月94万5059円、レイヤー3接続の場合が月102万4321円。3G(FOMA)/LTE(Xi)ともに接続料は同じ。2013年度に比べてレイヤー2接続の低減率は23.5%、レイヤー3接続の低減率は43.0%の水準となった(図)。2014年4月1日に遡って適用する。 パケット接続料は設備の貸し出し料金に相当し、設備にかかった費用をトラフィックで除算することで算出している。分母に当たるトラフィックはスマートフォンの普及拡大で増加傾向にあり、今後も低廉化を期待できる。 だが、MVNOの間では大きな誤算が生じている。インターネットイニシアティブ(IIJ)は3月24日、2015年3月期の連結営業利益予想の下方修正を発表した。
本考察はXperia Z1で実施しました。他機種(例えばLG Optimus it L-05D、AQUOSシリーズではうまくいかない)、Xperiaの旧機種(Xperia acro HDなど)ではうまくいかない場合があるようです。 コメント欄も合わせてご確認下さい。 これまで【MVNO】ドコモ系MVNOのSIMでテザリングできるか?を検証してみたなど、非root(正規状態)におけるMVNO会社のSIMによるWi-Fi/+Bluetoothテザリングは「不可」と考察してきました。 一瞬成功したように見えてもこのようにテザリングエラーと表示され子機側では通信ができません。 しかし、AndroPlusさんによってこの定説が覆りましたことをここにご報告します!パチパチ!! root不要でsettings.dbを編集する方法 | AndroPlus Xperia(Android)の世界に長けた方なら
ソニーが、流通大手イオンとタッグを組み、格安スマートフォン市場に参入する方向で最終調整していることが26日、分かった。早ければ今春にも、ソニー製の端末をイオンが販売する。携帯電話事業の不振で、構造改革を進めているソニーは高級モデルに特化する方針だったが、通信料金が安い格安スマホが国内で急速に普及しており、供給を決めた。国産でブランド力の高いソニーの参入で格安スマホ市場がさらに拡大する可能性がある。 ソニーの「エクスペリア」シリーズの旧モデルをイオンの各店舗で販売。端末価格は最新モデルの半額程度の3万円台を想定している。月額料金は通信費と端末合わせて3千円程度。 ソニーは、子会社の仮想移動体通信事業者(MVNO)ソネットが提供するSIMカードとのセット販売を提案しており、イオンはこれを受け入れる方針だ。 国内では昨年以降、イオンやビックカメラなどの流通大手が格安スマホの販売に参入。費用が携帯
CPUとメモリ、対応バンドを確認すべし――IIJがSIMフリースマホの選び方を解説:IIJmio meeting 6 IIJ(インターネットイニシアティブ)が1月24日、一般ユーザー向けのイベント「IIJmio meeting 6」を開催した。IIJのイベントといえば、中の人によるマニアックなトークに定評があるが、最近は格安SIMの初心者に向けた内容も充実させている。今回は初心者向けのセッション「みおふぉん教室」にて、プロダクト本部 プロダクト推進部の堂前清隆氏が「SIMフリースマホの選び方」を解説した。 IIJmioでは、一部セット販売しているスマートフォンもあるが、基本的にSIMカードを単体で販売しており、端末はユーザーが選ぶ形になる。現在、スマホOSのツートップといえばAndroidとiOSだが、iPhone 6/6 PlusのSIMロックフリーモデルは現在販売が中止されているので、
カテゴリ別ドコモMVNO比較まとめ(6/26更新) 『ドコモMVNO一覧表』とは別に、ドコモMVNOをいくつかのカテゴリに分けて、その中でのおすすめプランを紹介するページです。 【カテゴリ】 月1000円以下プラン 月1000円~2000円プラン SIMカード2〜3枚プラン 大手プロバイダの端末付きプラン プリペイドプラン 音声通話付きプラン 1. 月1000円以下プラン 最も競争が激しいカテゴリ。 この記事を更新している2013年6月現在では、一番のオススメは「IIJmio 高速モバイル/D ミニマムスタートプラン」と「OCN モバイル エントリー d LTE 980」の2つ。 どちらが良いかについては以下の記事にまとめたので、参考にしていただきたい。 もちあるいてなんぼ。: 【更新】1000円以下SIM、OCNとIIJmioどっちがいい? IIJmioの方については、ビックカ
お客様の設定により、お客様情報が「非表示」となっております。お客様情報を表示するにはdアカウントでログインしてください。 お客様情報表示についてへ お客様情報表示についてへ MVNOさまのサービスをご利用される方へ (お知らせ)一部のドコモUIMカードにおける通信不良について(PDF形式:268KB) 重要 MVNOさまの通信サービスは、そのサービスのご利用者さまに対して、MVNOさまが一義的に提供するものとなります。 MVNOさまの提供するサービスについての内容、端末の動作確認、ユーザーサポートおよび通信障害発生情報などの各種お問い合わせにつきましては、MVNOさまの窓口へ直接お問い合わせください。 目的ごとにリンク先をご確認ください。 MVNOサービスリンク先一覧 目的 リンク先 ドコモネットワークの通信障害に関するお知らせを確認する
格安データ通信SIMのまとめをお届けしている本記事。iPhone 6の発売前日にIIJmioが、高速通信で利用できる通信量を倍増させる大きなサービス改定を発表した。 IIJmioの月972円のプランで通信量が月2GBに 他社にも動きが生じる!? SIMフリー版iPhone 6/iPhone 6 Plusも発売された先週。格安SIMでは人気トップクラスのIIJmioから、驚きのサービス改定の発表が行なわれた。 具体的には月972円で利用できる「ミニマムスタートプラン」で、高速通信で利用可能な通信量が従来の月1GBから月2GBに倍増されたのだ。 さらに、月1641.6円の「ライトスタートプラン」も月4GBに倍増。SIMが3枚まで持てる「ファミリーシェアプラン」(月2764.8円)ではなんと月7GBである。 このほかに、追加クーポンも100MBあたり324円から216円に値下げ。さらに080/0
インターネットイニシアティブ(IIJ)は、データ通信サービス「IIJmio高速モバイル/Dサービス」を10月1日から拡充し、バンドルクーポンを約2倍に増量する。 バンドルクーポンは、IIJmioの各プランでドコモのLTE/3Gの高速通信を利用するためのもの。月額972円(税込、以下同)の「ミニマムスタートプラン」は月1Gバイトから2Gバイトに、月額1642円の「ライトスタートプラン」は月2Gバイトから4Gバイトに、月額2765円の「ファミリーシェアプラン」は月3Gバイトから7Gバイトに、クーポンが増量される。 さらに、現在は100Mバイトあたり324円でチャージできる追加クーポンを、10月1日以降は216円に値下げする。 関連記事 SIM通:格安SIMプランの選び方(IIJmio編) NTTドコモのLTE通信が利用できるIIJの「IIJmio高速モバイル/Dサービス」には、どんなプランが用
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