昆虫のような動きをする6本脚ロボット「Hexa」。見事な操縦性と安定性をもったこの不気味なロボットは、ソフトウェアに手を加えることでさまざまな動きをさせたり、スキルを覚えさせたりできる。オープンなプラットフォームによって、ロボット開発を大衆化するポテンシャルを秘めているのだという。 “不気味の谷”は、気味の悪いヒューマノイドたちであふれている。人間と見間違えるほど完成度は高くなく、かといって親しみをもてるほどコミカルなロボットらしさもない機械たちのことだ。 そんな不気味の谷に向かってまっしぐらに走る新しいロボットがいる。「Hexa」と呼ばれる昆虫のような見た目のロボットは、6つの脚をもち、妙な自信をもった様子で動き回る。 6本脚のうち、立つのに必要なのは3本Hexaはカメラや距離センサーなど、いくつものセンサーを使って自分の進む方向を探知する。スマートフォンを使って操作でき、段差や起伏のあ