不二家が赤字に 「ペコちゃん」でおなじみの不二家が赤字に転落した。2020年1~6月期連結決算は、最終損益が1億7100万円の赤字(前年同期は1億5100万円の黒字)だった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で収益が悪化した。売上高は前年同期比6.7%減の469億円だった。新型コロナという特殊要因が大きく影響したため、赤字転落は仕方がない面がある。だが、同社は別に抱える大きな問題により業績は新型コロナ前から芳しくない。その問題が解決できなければコロナ収束後も厳しいままだ。 不二家は店舗で洋菓子を販売する洋菓子事業とクッキー菓子「カントリーマアム」などの菓子を量販店に販売する菓子事業の2つの事業を軸に経営を進めている。同社が抱える問題というのは、大きな軸の一つである洋菓子事業で不振が続いていることだ。同事業は10年以上も赤字が続き、今もなお採算改善の兆しが見えない。 不二家における洋菓子の歴
![「ペコちゃん」の不二家が赤字に 大量閉店とのWパンチで苦境(佐藤昌司) - 個人 - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/735f1530aafdc21c03fddc40c0ae2e5f1fc9b7d1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsbyl-pctr.c.yimg.jp%2Fr%2Fiwiz-amd%2F20200817-00193701-roupeiro-000-12-view.jpg)