『言葉』は生き物のように、会話をする相手や場面によって姿を変えます。 その場にふさわしい言葉を選ぶように、意識をしている人は多いでしょう。 俵万智が『させていただく』について言及 2025年6月5日、短歌『サラダ記念日』で知られる、歌人の俵万智さんがXを更新。 ビジネスシーンでもよく見られる、『丁寧ないい回し』について、自身の考えをつづりました。 「させていただく」の使い過ぎ問題…元祖は「当選の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます」かな。でもこの場合は、応募者全員に当落のお知らせをしないことへの申し訳なさみたいなのが出るから、アリだと思う。会議でも、まだ全員が揃っていないような時とかは、始めさせていただく。 — 俵万智 (@tawara_machi) June 5, 2025 俵さんが投稿で取り上げたのは、『させていただくの使いすぎ問題』。 「させていただく」は「させてもらう」の
OpenAIからエージェント構築のための実践ガイドが公開されました。非常に勉強になったので、全文を日本語に翻訳しながら読みました。翻訳の正確さは保証できませんが、メモとして書き残します。 はじめに 大規模言語モデルは、複雑なマルチステップのタスクを処理する能力がますます高まっています。推論、マルチモダリティ、ツール利用の進歩により、エージェントとして知られるLLM(大規模言語モデル)を活用したシステムの新しいカテゴリが生まれました。 このガイドは、初めてエージェントを構築しようとしている製品チームやエンジニアリングチーム向けに設計されており、多くの顧客導入事例から得られた洞察を、実践的で実行可能なベストプラクティスにまとめています。有望なユースケースを特定するためのフレームワーク、エージェントのロジックとオーケストレーションを設計するための明確なパターン、エージェントが安全かつ予測可能で効
日本語教育において、句読点の指導は教員の主観的な判断に委ねられることが多く、その妥当性を示す根拠に乏しい状況が続いてきた。この課題に対し、人文系学会誌に掲載された60本の論文を対象に、係助詞「は」の直後における読点の使用要因を分析し、どのように指導すべきかを考察している。 分析では、1文中の読点数、文の長さ、「は」直後の文字種、段落内の位置、執筆者という5つの要因を変数として設定し、一般化線形モデルによる検討を実施した。 その結果、「は」直後に読点が打たれる確率は4割弱(36.7%)であり、基本的には読点を必要としないことが明らかとなった。ただし、1文中の読点数が2個程度で、文の長さが70字程度あり、かつ形式段落の冒頭文(1文目)で「は」が使用される場合には、読点が打たれる傾向が強いことを示した。 興味深いことに、1文中の読点数が多いほど「は」直後の読点は抑制される一方、文が長くなるほど読
みずの@ゆる言語学ラジオ @yuru_mizuno 言語について語るインターネットラジオ「ゆる言語学ラジオ」のスピーカー。ことばの雑学をつぶやきます。新刊『きょう、ゴリラをうえたよ』が発売中 youtube.com/@yurugengo みずの@ゆる言語学ラジオ @yuru_mizuno この話すごい面白い。 ピッチャーのパフォーマンスがより上がるのはお手本の映像を見せることではなく、イメージが浮かびやすい言葉選びをすることだと言う。 これってスポーツだけではなく、仕事でもあるよなぁ…… pic.twitter.com/bAXt6qCqdK 2024-08-04 19:02:40 みずの@ゆる言語学ラジオ @yuru_mizuno 自分は編集者として記事のリード文を書くときに、当時の上司に「目の前に友達が座ってると思って、その人が飽きずに話を聞いてくれるような文を書け」と言われた。 一から
感覚ナビゲーターなーこ|自然と対話し、感性を養いながら共に生きる @naakoofficial 景色や自然と対話しながら生き方を研ぎ澄ませています/老子思想をリスペクト/人との縁を繋ぐ独自呼吸法【生きる道と羅針盤を見つけるWS】水の様に生きるアニマルコミュニケーター/2匹の保護犬の母ちゃん 感覚ナビゲーターなーこ|ココロと対話×セルフコーチング×呼吸で最強の自分を手にする @naakoofficial 言語化できない自分は劣ってるってずっと思ってたけど違ってた〜!まじ救われた。自分は絵で物事を考え思考する視覚思考者タイプみたいで、もう一方は言語思考者タイプ、言語で考える人ね。私たちは言語思考者が設計した社会に生きてるみたいだから、視覚思考者にとって不利な社会になってるみたい。 2024-07-16 12:43:03 感覚ナビゲーターなーこ|ココロと対話×セルフコーチング×呼吸で最強の自分を
こんにちは。 今日は、一見、悩むほど難解なテーマでもないような大文字と小文字について少しだけ。 ドイツ語が英語と大きく異なる点の一つに、名詞を全て大文字で書き始めるということが挙げられますが、それでも大文字か小文字かの正書法でつまずくことはあまりないかもしれません。 そんなことよりも、名詞の性や形容詞の核変化語尾、前置詞の格支配や接続法など、ドイツ語には、より差し迫った難所が至る所に立ちはだかっているではないか・・とお考えになるかもしれません。 ごもっとも。 しかしそちらは、数々の参考書やドイツ語の動画に詳しく丁寧な説明を見つけることが出来ますので(おすすめドイツ語学習のYou Tube、後でご紹介します)、こちらでは、知ってても知らなくてもいいような(笑)、時にネイティブでも迷うような、でも気になった時には教科書や参考書に答えが見つかりにくいものについて書こうと思います。 Ja oder
今、ちょうどいいシーズンなのでまとめてみます。 ここ2、3年くらい、NHKのラジオ講座を利用して、ざっくり多言語学習をやってました。いろんな言語の「初級」のみです。初歩の初歩ならちゃんとやればわかるようになるので、挫折しにくいです。 英語のヒアリング力をいい加減なんとかしようと、英語講座の多いラジオ第2を作業用BGMにしていたのがきっかけです。途中にいろんな外国語講座が挟まるので、何やってるのか気になってしまったんですよね。最終的にはラテン語が少しでもわかるようになりたいなあと思っています(ラテン語講座はないけど、あったらいいな)。 聞き逃し配信があるので、続けやすいです中国語は過去に一度まじめに取り組んだことがあったのですが、その時代は今みたいにネットで聴き逃し配信などなく、聴き逃しはCDを買って聴くしか方法がありませんでした。CD買って取り込んで、みたいなのがだんだんめんどうになり、途
Physalia🪼 @Pandoras_eous 幼児語、まじで嫌い 子供に後で恥をかかせるために大人がグルになって一般的でない言葉を覚えさせてるとしか思えない、悪質すぎる 百害あって一利ないだろ 2024-02-06 22:45:44 Physalia🪼 @Pandoras_eous 小学校低学年のころ友達とか大人との会話で自分の喋った言葉に変な反応される度に「ちっ、これも幼児語かよ」って語彙を改めていく手間、まじでなんだったんだ 2024-02-06 22:48:18 Physalia🪼 @Pandoras_eous 段階的にと言ってもね 例えば幼児に「くるま」が言えず「くーま」のようになってしまうとして、そこを「ブーブー」で代用していたら「くるま」の習得は遅れるばかりでしょ 「くるま」と言えるまでは、初めから別の言葉にするんじゃなくて、「くーま」からの連続的な変化を促すべきだと
静岡県 県民生活局 多文化共生課 (平成 30 年2月発行) 「やさしい日本語 に ほ ん ご 」の 手引き て び 静岡県庁 目 次 現在、静岡県には 120 の国と地 域を超える約8万人(平成 29 年6 月現在)もの外国人県民が暮らし ています。 様々な国籍の外国人県民に情 報を伝えるためには、母語への翻 訳が最適な手段ですが、多言語 への翻訳には限界があります。 そこで、多文化共生課では、庁 内の皆さんに、外国人県民の多数 が理解できる「やさしい日本語」 の活用を推奨します。 1 章 はじめに 2 章 「やさしい日本語」とは (1) 「やさしい日本語」とは? (2) なぜ、「やさしい日本語」が必要なの? (3) 誰を対象に使うの? (4) 実際にどういう場面で使われているの? 3 章 「やさしい日本語」の作り方 (1) 「やさしい日本語」のための文書の選択 (2) 「やさしい日本語
YouTubeで言葉のカベが消えそう。アドビの「多言語化」技術には夢がある2023.10.13 12:0012,676 山本勇磨 現在LAで開かれているAdobe(アドビ)のカンファレンス「Adobe MAX」を取材中なのですが、現地でとても面白い技術が発表されました。 その技術の名は「Project Dub Dub Dub」。dubは「吹き替える」という意味なのですが、AIを使って動画クリップを本人の声で、多言語に吹き替える技術なんです。 現地で行なわれたデモでは、Adobe MAXの会場にいる数千人がその凄さに歓喜。ぜひデモのようすをご覧ください。 これは半端ない…全YouTuberが海外対応できてしまう🤯 日本語の動画クリップから多言語化する「Project Dub Dub Dub」#AdobeMAX#MAXSneakspic.twitter.com/Rd6HisOHS3 — ギズ
会話の科学 あなたはなぜ「え?」と言ってしまうのか (文春e-book) 作者:ニック・エンフィールド文藝春秋Amazon本書『会話の科学』は、会話全般に光をあて、そこにどのようなルールや傾向があるかを分析していく一冊だ。我々は会話をしている時、無意識的にそうしたルールを遵守していて、(ルールを)守らないと……とがんばっていることはそうそうないが、本書を読めば確かに自分がルールを無意識的に遵守していることに気がつくだろう。 あるいは、会話がうまくいかないと感じている人は、自分が認識していない会話のルールが存在することに気がついて衝撃を受けるかもしれない。ルールや会話の傾向自体は記載されてみれば、「相手が「肯定」を返しやすい質問をする」など「いわれてみればそうだな」と思うものばかりで意外なものはないのだけど、あらためて意識すると、自分がいかに複雑なことを簡単そうにやっているのかがよくわかる。
ヒエログリフを解け: ロゼッタストーンに挑んだ英仏ふたりの天才と究極の解読レース 作者:エドワード・ドルニック東京創元社Amazonこの『ヒエログリフを解け: ロゼッタストーンに挑んだ英仏ふたりの天才と究極の解読レース』は、古代エジプトの象形文字であるヒエログリフ解読の過程を追ったノンフィクションだ。無論解読にあたっては何人もの人間が関わってきたわけだが、本書ではシャンポリオンとヤングという二人の主人公を中心に話を展開していく。 ヒエログリフもロゼッタストーン(1799年に発見された、ヒエログリフが刻まれた石柱)も存在自体は知っていたが、そこまで興味を持つ対象ではなかった。そのため、本書もうわーおもしろそう! とかそんな前のめりな気持ちで読み始めたわけではなかったのだが、冒頭から非常におもしろく、最後まで一気に読み切ってしまった。 ヒエログリフは先に書いたように古代エジプトの文字(𓎛𓅱
Quia timor quem timebam euenit mihi et quod uerebar accidit. Nonne dissimulaui nonne silui nonne quieui et uenit super me indignatio. Liber Iob, III, 25-26 (Vulgata)追記その2:いまだに多くの方に読んでいただけているようなのだけれど、まずは下記記事を先に読むことをおススメしたい: なお、この記事は2023年1月に公開したものだが、ご本人たちの目にも触れたことで、現在の活動においては下記の指摘は必ずしも当てはまらないこともある(し、そうであることが私にとっては好ましい)が、それ以前の動画を視聴する方、また似たような活動をしたい方には引き続き有用であるように思う。また、関連記事を最後にまとめたので、内容に引っ掛かりを感じた方や、途中
usagimaru ⌘ @usagimaruma 日本人が想像するよりかなり広い範囲で日本語文字が中華フォント化している現象。CJK処理系における日本語の扱いに対する問題としてそろそろ何とかしていかないと、ソフトウェアの中の日本語が死んでいく危機感がある。そもそもなんでChineseに分類されるフォントにフォールバックされるのかって。 2022-09-28 16:03:32 usagimaru ⌘ @usagimaruma 前も調べたけど、言語環境の言語優先度設定で“わざわざ”日本語を優先言語にしておかないと、日本語の文字の多くは簡体中国語の奇妙なフォントで描画される。バグではなく仕様。わざわざ日本語を優先している民族なんて日本人しかいないから、世界のほとんどはきっと中華フォントで日本語を眺めている。 2022-09-28 16:07:52
なぜヒトだけが言葉を話せるのか: コミュニケーションから探る言語の起源と進化 作者:トム・スコット=フィリップス東京大学出版会Amazon 本書は認知と文化が専門の認知科学者,心理学者であるトム・スコット=フィリップス*1によるヒトの言語の進化と起源に関する一冊.ヒトの言語の進化的起源については,霊長類などの信号システムとの連続性を前提に,再帰的構造を重視する議論*2が主流だが,本書においては,ヒトの言語と霊長類の信号システムとの非連続性を強調し,語用論の重要性を正面から採り上げる独自の議論が説得的に主張されていて,とても興味深い書物になっている.原題は「Speaking Our Minds: Why human communication is different, and how language evolved to make it special」 第1章 コミュニケーションへの2
話題になったのは、9月6日に漫画家さわぐちけいすけさん(@tricolorebicol1)がTwitterに投稿したマンガです。 「前々から気になってたんだけど…なんでいつも否定してくるわけ?」 友人からそう問われた主人公は驚きます。 「いやそうだっけ?」「それ!それのこと!なんで毎回否定すんの?」「否定してないよ!」 「いやぁいい天気ですね」「いや今日も頑張ったなぁ」 そんな風に「いや」を使う主人公。 「感嘆詞として使ってたの…?」と驚く友人に、主人公は「これ口癖みたいなものかも。プラスの意味もマイナスの意味もないもん」と受け止め方の違いにがくぜんとします。 東北出身の主人公は、友人から「方言みたいなものなのでは?」と問われて振り返ると、家族や友人たちが自然と「いや」と言っていたシーンが思い浮かびます。 「いや信じてくれ! 『あら』『えっと』的な音でしかないんだ!」
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