危害を加えるという書き込みを繰り返し、大手ゲームメーカー、「任天堂」のイベントを中止せざるを得なくしたなどとして、威力業務妨害の罪に問われた茨城県日立市の職員に対し、京都地方裁判所は懲役1年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。 日立市の職員、風間健心被告(27)は、去年8月から11月にかけて、任天堂のホームページの投稿フォームに、イベントの際危害を加えるなどという書き込みを39回に渡って繰り返し、任天堂がゲームイベントを中止せざるを得なくしたなどとして威力業務妨害の罪に問われました。 24日の判決で、京都地方裁判所の川上宏裁判官は、「被告は任天堂のゲームのオンライン対戦で負けが続くなどしたことにいらだちをつのらせ、そのストレス発散などのために犯行に及んだ」と指摘しました。 そのうえで「身勝手な動機にくむべき点はなく犯行は執拗で悪質だ」として、懲役1年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。
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