タグ

2011年10月30日のブックマーク (6件)

  • Jan Bardsley, 'Girl Royalty: The 1959 Coronation of Japan's First Miss Universe'(「『女の子の王』――1959年の日本初のミス・ユニヴァース誕生」) - Commentarius Saevus

    相変わらず長々とミスコンの話題が続いているのだが、反貧困とか経済格差などかたい方面の話題が結構出てきているわりには話が結構あさってのほうに行ってしまって(これはミスコン批判派のせいではないと思うのだが)、私が期待していたミスコンそのものをカルスタやパフォーマンススタディーズ、歴史学などの文脈で研究する文献の情報がさっぱり出てこないので(やっぱり演劇史やってるとむしろそっちの話を期待するじゃん)、自分で暇な時間に読んで紹介することにした。と、いうわけで、今のところ手に入った文献の中では一番新しい日のミスコンに関する論文であるJan Bardsley, 'Girl Royalty: The 1959 Coronation of Japan's First Miss Universe'(「『女の子の王』――1959年の日初のミス・ユニヴァース誕生」), Asian Studies Revie

    Jan Bardsley, 'Girl Royalty: The 1959 Coronation of Japan's First Miss Universe'(「『女の子の王』――1959年の日本初のミス・ユニヴァース誕生」) - Commentarius Saevus
  • 賃金格差問題エントリへの補遺 - frrootsのtwitter補完メモ

    前エントリへのたくさんのご反応ありがとうございました。ただ、ツイッターでのやりとりを前提にしていたものだったので、そちらを継続的にご覧になっていない方には文脈がわかりづらかったかもしれません。そのせいか、いくつか誤解にもとづくと思われるご反応もいただきました。 このエントリでは、もっとはっきり前エントリの趣旨を述べるとともに、お寄せいただいたご意見のいくつかにお答えすることで補遺としたいと思います。 1. なんで賃金格差の話なんぞしてたのか 前エントリでは、男性一般労働者と女性一般労働者の賃金を平均して比較したときにこれだけの差がありますよーっていうお話をしました。そして、その差をもたらす要因は主に「職階」や「勤続年数」の違いだと言われてますよーという話もしました。 で、そうすると当然、「じゃあ職階や勤続年数の違いはどうして生まれるの?」ということが気になってしまいますよね。ここから、前エ

    賃金格差問題エントリへの補遺 - frrootsのtwitter補完メモ
    sillyfish
    sillyfish 2011/10/30
    …あ。何で「(蓋然性はともかく)性差別以外の要因の可能性も残ってる」が前記事への反論になると思ってるのかわかった。女性側が性差別を「完全に証明」するまで、男女格差を問題と認識しなくていいと思ってるんだ
  • 結局「できること」を探してはいないか - 泣きやむまで 泣くといい

    重い障害を生きるということ (岩波新書) 作者: 高谷清出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/10/21メディア: 新書購入: 4人 クリック: 51回この商品を含むブログ (16件) を見る 書評めいたものを書こうとして、まず概要として「長年『重症心身障害児』と関わってきた医師が、その歴史と」まで書いたところで、あとがうまく続かなかった。表現としては少し不格好だけれど「重症心身障害児から見た世界がどんなものか」を明らかにしようとする」ということになるのだろう。 障害の「重さ」ゆえに価値を否定されやすい人々が社会的に十分な支援を受けてこられなかった歴史を踏まえれば、その「存在」そのものに意義を見出そうとするのは理解できる。3章に書かれた戦中戦後の社会は「治らない障害」についての冷淡さを露骨に表している。福祉的な支援などほとんどなく、医療が最後の砦となる中で「治らない者に医療は必要

    sillyfish
    sillyfish 2011/10/30
    コメント欄も含めてだいじ
  • ミスコンはヌードでやればいいのね - コスプレで女やってますけど

    みなさまこんにちは。学園祭の季節ですね。少しでもフェミニズムをかじり、そしてこじらせた女としてこの時期ちょっと気になるのはそうミスコンです。 ご存じの方も多いと思いますが、ツイッター上では最近ミスコンをめぐる議論が大いに盛り上がっています。 中でも“ICUのミスコン問題”をきっかけとして、「反対派の怒れるフェミニスト」と「賛成派の男性知識人」とが激論を交わす例が目立ちます。 前者が必ず女とは限らないのですが、この構図はどうも80年代からずっと変わっていないようで。 学祭のたびに「ミ、ミスコンなんか全然興味ないんだからねっ!」派を決め込んでいたかやですが、いち女(若干こじらせてるけど)として言いたいことはありますよほんとうは。 というのも、女性差別の観点からミスコンを批判するのには限界があるからです。 「ミスコンは男を見る側、女を見られる側として固定する女性差別である」→「ゆえに廃止すべき」

    ミスコンはヌードでやればいいのね - コスプレで女やってますけど
    sillyfish
    sillyfish 2011/10/30
    「スポーツ」は差があるかぎり差別がつづく例じゃなくて、むしろ反例/ミスコン参加者を裸にするのは、「聖女」たるべき女性を「娼婦」に貶めることで彼女を所有する共同体を攻撃する行為。わざと言ってんだろうけど
  • 男女格差のデータは女性差別を意味するか? ─ 社会学者・小宮友根の誤診

    所得や就業率で男女不平等を表す統計データは多々ある。しかし、それが女性差別を表すと言えるかは、厳密には難しい。男女差別が無くても、もし男女で能力差や選好の差があるのであれば、男女格差が観測されるからだ。データ分析としては良くある問題ではあるが、どうも問題である事を理解できない社会学者が多いようだ。 例えば社会学者の小宮友根(@frroots)氏が、ブログの「2.1. 性別分業の影響」で説明している、潜在的労働力率と就業率の差(以下、就業率ギャップ)が、女性差別を意味するのであろうか? 1. 潜在的労働力率は求職していない人を含む統計 潜在的労働力率の定義に注意する必要がある。(就業者数+完全失業者数+就業希望者数)/人口だ。完全失業者と就業希望者が別枠なのに注意しよう。潜在的労働力率には、就職活動を行っていない就業希望者が含まれている。就職活動中になる完全失業者率では男女の差は無い(時事ト

    男女格差のデータは女性差別を意味するか? ─ 社会学者・小宮友根の誤診
    sillyfish
    sillyfish 2011/10/30
    元記事は労働市場における格差と性差別についての政府研究をかいつまんで紹介しつつ、いくつかの無茶な解釈を棄却しているだけで、あれらのデータのみで格差が差別の結果だと証明しようとは、そもそもしてないよね
  • 男女の”平均”賃金格差は是正すべきなのか? ─ 社会学者・小宮友根の愚問

    社会学者・小宮友根氏の小倉秀夫弁護士への質問『男女間の平均賃金格差についての小倉せんせのご評価をお聞かせください。「不正だ・どちらかといえば不正だ・わからない・どちらかといえば不正ではない・不正ではない」。はいどれ。』が愚問である点を明確にしたい。つまり、小倉氏の言う「抽象的」の意味を確認したい。 現在の日では男女雇用機会均等法があるので、採用や待遇を性別(男性/女性)で差別することは合法的にはできない。ゆえに表向きは性別では無い理由で、採用や待遇は決定されている。しかし、実際には賃金格差は存在する。男女で職種、役職、年齢、成績、職歴、勤続年数、労働時間が異なるからだ(厚生労働省 - 男女間の賃金格差レポート)。これらの賃金格差の要因が現れる理由は、例えば以下の四つが考えられる。 1. 男女の選好の違い 夫の稼ぎが良いと働かない主婦は多数いる(ダグラス・有沢の法則、総務省統計局から転載の

    男女の”平均”賃金格差は是正すべきなのか? ─ 社会学者・小宮友根の愚問
    sillyfish
    sillyfish 2011/10/30
    差別的な人ほど「差別かもしれないが、別の解釈も不可能ではない」事柄に対して差別ではないと判断する傾向があることを示した調査があったけど、この人のおかげであれの意義がよくわかりました