東京都は20日、真夏に開催される2020年東京五輪・パラリンピックに向けた暑さ対策として、路面に水をまいて気温を下げる打ち水を広めるためのイベントを都庁前の広場で開いた。小池百合子知事とタレントのりゅうちぇるさんらが参加し、ひしゃくやじょうろで一斉に水をまいた。 これに先立つトークショーで小池知事は「打ち水は地表面(の温度)がすぐに下がって効果抜群。おもてなしにもつながる。20年東京大会を控え、暑い中でマラソン選手が走るようなところは打ち水で解消していくなど江戸の知恵を生かしていこう」と呼び掛けた。