先月、アメリカ軍のヘリコプターから窓が落下した沖縄県宜野湾市の小学校で、屋外のグラウンドの使用再開に向けて、軍用機からの落下物を想定し、子どもたちが避難する訓練が行われました。 学校はグラウンドの使用再開に向け、18日、上空を飛ぶ軍用機から物が落ちてきたという想定で避難訓練を行いました。 訓練にはおよそ20人の子どもたちが参加し、事故のあと監視員として学校に配置されている沖縄防衛局の職員が「逃げてください」と呼びかけ、子どもたちは屋根がある校舎側に早足で避難しました。 学校はアメリカ軍に対し、学校の上空を一切、飛ばないよう求めていますが、アメリカ軍は「最大限、飛ばない」と回答していて、学校側は安全確保のため、避難訓練が必要になっているとしています。 宜野湾市教育委員会の担当者は「軍用機が学校上空を飛ばないとは言い切れず、わずかでも不安があるので訓練を行った。こうした訓練を行うのは普通の学校