今月、北九州市の小学校で行われた健康診断で、複数の児童が男性医師から「陰部を触られた」などと、不快感を訴えていたことがわかりました。医師は「検診行為だった」などと説明しているということですが、市の教育委員会は「プライバシーに配慮した対応をしてほしかった」としています。 北九州市教育委員会によりますと八幡西区の小学校で今月5日に行われた健康診断で、女子児童から保護者を通じて60代の男性の学校医から「陰部を触られた」などという訴えがありました。 この日は2年生と5年生の男女が健康診断を受診していて、学校が全校児童にアンケートを行ったところ男女合わせて18人が不快感を訴えたということです。 教育委員会と学校の聞き取りに対して医師は「腸の音を聞くために聴診器を当てた。総合的に検診するための行為だった」と説明しているということです。 教育委員会では今回の事態を受けて児童に対してスクールカウンセラーに
![小学校健診で医師に「陰部触られた」複数児童が不快感 北九州 | NHK](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a3ff5796ce905923c5b8bf3a8ed092129ec907d7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20240612%2FK10014478731_2406121508_0612153334_01_02.jpg)