米海軍、南軍旗の使用禁止へ 人種差別に配慮、陸軍も追従 2020年06月11日07時17分 米南部サウスカロライナ州議会前で掲げられる南軍旗=2015年7月(EPA時事) 【ワシントン時事】米海軍は、南北戦争(1861~65年)で奴隷制度維持を主張した南部連合(南軍)が使用した戦旗の掲揚禁止を検討している。米国では中西部ミネソタ州で起きた白人警官による黒人男性暴行死事件を受け、各地で人種差別への大規模な抗議デモが継続。こうした社会問題への意識の高まりが軍にも波及し始めたとみられる。 <米黒人暴行死事件 関連ニュース> 海軍制服組トップのギルデイ作戦部長は9日、海軍基地や艦艇、航空機、潜水艦などすべての公的な場所で南軍旗を掲げることを禁じる命令の草案作成を指示。その上で「部隊の団結を維持し、秩序と規律を保つとともに、海軍の中心的価値を守るための命令だ」と説明した。 南軍旗は現在も、南北戦争で
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