飲食店などに予約した日に現れず無断キャンセルする「No Show(ノーショー)」に備えるサービスが充実してきた。新型コロナウイルスの感染症法上の分類が「第5類」に移行したことで、大人数での宴会需要も高まる中、ノーショーも増えると懸念されているためだ。用意した食材が無駄になるだけでなく、別の客の利用機会も妨げるノーショー。深刻な人手不足に加え、食材やエネルギー価格の高騰にあえぐ今の飲食業界には致命傷となりかねず、対策が急務となっている。 「宴会が戻ってきたのはうれしいが最近、またドタキャンが増えている。食材だけでなく、配置した従業員も無駄になる」。大阪や京都で居酒屋を運営する会社の社員はため息をつく。コロナ禍でもテイクアウトの注文品を受け取りに現れない客はいたが、大人数の予約ともなると被害は甚大だ。予約客に電話してもなかなかつかまらず、現場の負担が増すことにも頭を悩ませている。 日本フードサ
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