平成30(2018)年12月20日、能登半島沖のEEZ(排他的経済水域)で、韓国海軍の駆逐艦から海上自衛隊のP-1哨戒機に向けて、火器管制レーダーが照射され、両国の間で非難の応酬が続いている(12月31日現在)。 韓国側は、遭難した北朝鮮の漁船をレーダーで探索していたと主張しているが、何やら怪しい。少なくとも今回の事案で、海上自衛隊の哨戒機側に、非はなさそうだ。韓国側の二転三転する苦し紛れの言い訳が、今後どうなっていくか、楽しみではある(意地の悪い見方だが)。
中国で評論家として最も名前が売れている日本人である加藤嘉一氏が南京大虐殺問題にからむ自らの発言でかなり苦しい状態に巻き込まれている。 中国に身を置いて中国人に向かって中国語でわかりやすく「日本」を語れる新しいタイプの言論人として、中国国内で圧倒的な好感度をもたれて、マスメディアの寵児となってきたが、初めて中国の言論界における「地雷」を踏んだ形になった。 加藤氏は5月20日、南京の「先鋒書店」で自著の出版のサイン会を兼ねた講演会を行った。そこで聴衆からの「南京大虐殺はどう思うのか」という質問に対して、加藤氏は「あのとき、南京で起きたことについて、私はちょっとよく分からないんだ。一人一人言うことが違うし、歴史の専門家も同じ。私も真相がなんだかよく分からない。皆さんは外に出ていって、外の世界をよく知った方がいい、一面的な言葉を信じないほうがいい」と語ったという。 この発言がツイッター「微博」に載
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