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労働と家族に関するsizukanayoruのブックマーク (8)

  • 妻のほうが働いている夫婦の割合

    前回は,15歳生徒に父母の就業状態を尋ねた結果をもとに,夫婦の馬力の国際比較をしました。双方ともフルタイム就業をしている夫婦の割合は,日は33.7%で,64か国中42位です。 「夫フル+パート」ないしは「夫フル+主婦」というように,夫のほうが働いている夫婦がマジョリティですが,少数ながらその反対のタイプもいます。のほうが働いているタイプです。今回は,こういう「非伝統的」な夫婦がどれほど存在するかを,国ごとに比べてみようと思います。 前回と同じく,OECD「PISA 2012」のデータを用います。この調査では,対象の15歳生徒に対し,父母の就業状態を問うています。選択肢は,①フルタイム就業,②パートタイム就業,③失業,④主婦(夫)の4つです。③と④は「無業」と括りましょう。 この場合,各生徒の父母の就業タイプは,3 × 3 = 9タイプに分けられます。日の15歳生徒のうち,父母両方

    妻のほうが働いている夫婦の割合
  • 日本の若者の貧困化が「パラサイト・シングル」を増加させる

    「パラサイト・シングル」という言葉がある。学校卒業後も実家で親と同居する独身者のことで、家賃や費等の基礎的な生活費がかからないため、給与のほとんどを自分の遊興費などにあてられる。 一見優雅な生活のようにも見えるが、このような生活が続くと実家を出て結婚しようというモチベーションがおきなくなる。女性の場合、現状と同レベルの生活を保証してくれる男性がいないと、結婚する気にならない。しかし今の時代、そんな男性は滅多にいないので、理想の相手が見つかるまで親元での生活を続けることになる。日の未婚化が進んだ原因をパラサイト・シングルに求めるという説もある(山田昌弘『パラサイト・シングルの時代』ちくま新書,1999年)。 この「パラサイト・シングル」、若者の何%くらいいるのだろうか。日以外の国ではどうか。国際比較の統計は無いようなので、作ってみた。2010~14年に実施された『世界価値観調査』のデー

    日本の若者の貧困化が「パラサイト・シングル」を増加させる
  • 資本主義で勝ち残るための家庭システム

    砂鉄 @satetu4401 もうな、当たり前なんだけどスーパーマーケットの安売りに必死になって情報収集くらいなら、その時間を全て資格の勉強に当てて、高級で就職した方が3倍は儲かるんだよ。あれに必死になる人間は完全にスーパー側の戦略に乗せられて金を失ってるだけ。 2015-08-16 09:11:29 砂鉄 @satetu4401 もし、そういう資格の勉強より、安売りを探すのが大好きで、お買い得を探す才能なら誰にも負けない!っていうなら、その才能を不動産に生かすべきだと思う。1年間バーゲンに突っ込むリサーチ力を全部使って「安くて立地がよくて使いやすい家」を探す事に突っ込んだほうが10倍はお得 2015-08-16 09:13:59 砂鉄 @satetu4401 平均ちょい上くらいの能力があるのに、生活に追われて苦しい人って「自分の能力をどこで発揮するか?」について無頓着なんだよね。チマチマ

    資本主義で勝ち残るための家庭システム
  • 「夫が働き妻は家」意識高い地域、男性が長時間労働に:朝日新聞デジタル

    「夫が働き、が家を守る」という役割分担を意識している人の割合が高い地域は長時間労働の男性が多い――。こんな傾向があるという分析結果を内閣府がまとめ、19日に閣議決定された2015年版の男女共同参画白書に盛りこんだ。 内閣府が2月、47都道府県別に20~60代の500人ずつを選び、インターネットで意識調査を実施した。 「夫が働いてが家を守る」という性別役割分担を家庭の理想とする人の割合が最も高かったのは奈良県の50・4%。同県では15~64歳の女性で働いている人の割合が56・8%で最も低く、週60時間以上働く男性雇用者の割合(17・5%)は全国4番目に高かった。 働く女性の割合が2番目に低い… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続

    「夫が働き妻は家」意識高い地域、男性が長時間労働に:朝日新聞デジタル
  • 可能ならば働きたい、可能ならば専業主婦

    人間の自己申告は曖昧なもので、社会調査を行っている人間は大抵は半信半疑で聞いている。しかし、理論社会学者は信じてしまうようだ。社会学者・小宮友根氏のブログの「2.1. 性別分業の影響」の節に関連して、男女の就業希望者数の差が女性差別によるものとは限らないと言う指摘に対して、氏は『単純にある個人が「1)aという選択をしている」のでははなく、「2)可能ならbという選択をしたい」と希望してもいる以上、「(1)は個人の選好です」で片付かないことは自明に思える』と反駁している。しかし、社会調査における人間の自己申告をそのまま受け止める事は問題だ。 1. 「可能ならば専業主婦をしたい」と言う希望もある 申告されている希望の信憑性は、大抵のケースは低いものだ。特に労働には苦痛が伴うので、専業主婦が気で働きたいのかは曖昧になる。 職場の同僚の女性で「可能ならば専業主婦をしたい」と言う人がいた。その後、結

    可能ならば働きたい、可能ならば専業主婦
  • 専業主婦という浪費 : 池田信夫 blog

    2010年12月07日08:30 カテゴリ経済 専業主婦という浪費 毎年、税制改正のたびにもめている所得税の配偶者控除の縮小が、また見送りになるようだ。これは年収103万円以下の配偶者のいる世帯主の所得を控除する専業主婦優遇策であり、労働人口が急速に減少する日で、貴重な労働力である女性の就労をさまたげる逆インセンティブになっている。 Economist誌も指摘するように、日の女性の労働参加率は先進国でもっとも低く、賃金格差は最大だ。この原因は、総合職の女性がいったん結婚退職すると、次に就労するときはパートしかないからだ。「ワーキングプア」と呼ばれる非正社員の大部分は、こうした主婦のパートである。 こうした硬直的な雇用慣行が、少子化の原因になっている。子供一人あたりの養育コストは1300万円程度だが、八代尚宏氏も指摘するように、最大のコストは出産退職の機会費用である。平均的な大卒女性が定

    専業主婦という浪費 : 池田信夫 blog
  • 自立と不安 - Chikirinの日記

    自立するって不安ですよね。 誰でもそうです。自立しないまま一生を終えられたらすごく幸福なことですが、ほとんどの人はそんなことできない。 まずは生まれると、親に依存して庇護されて育ちます。 親からの自立って結構遅いと思います。自分で働くようになっても、必ずしも自立してないしょ。 経済的には自立しても、やっぱり何かの時には助けてもらえる、と思っている間は自立してない。 でもどこかで親が弱ってくると・・・「ああ、もう頼れない。守ってあげなくちゃ」と思える時が来ます。弱い親の姿を見たとき初めて、子供はホントの意味で自立を促される。 奥さんや旦那さんに依存して庇護されてる人もいるよね。相互依存もある。 年取ってからどちらかが先に亡くなると、残された方ががっくりきて生きる屍みたいになっちゃうことがあるでしょ。 心の準備ができてないのにいきなり自立を迫られると精神的なショックが大きい。 こう考えると、自

    自立と不安 - Chikirinの日記
  • 『正社員も非正社員も家族つくれない、仕事・家族・教育の循環構造が崩壊した日本社会』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 動向が気になる研究者のひとりに、東京大学の田由紀教授がいます。その田教授が、今年の2月4日、参議院の「国民生活・経済に関する調査会」で参考人として、人口減少社会の改善をテーマに意見陳述を行っています。最近、その議事録を発見したのですが、国会議事録の文章は自由に利用していいとのことですので紹介します。 《東京大学大学院教育学研究科教授・田由紀参考人の意見陳述》 戦後日社会を、オイルショックを迎える以前の「理想の時代」と、オイルショックからバブルが崩壊するまでの消費社会化・情報社会化が進んできた「虚構の時代」と、バブル経済の崩壊後現在に至る「不可能性の時代」という3つの時期区分に分けると、「理想の時代」に成立した戦後日型循環モデルは、「虚構の時代」において、すでに内

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