みりんの使いどころ 料理にみりんを使うのは味にコクと甘みを足したい場合や、煮物などで「照り」を出したいときになる。 甘みというのは料理の味付けにおいて塩味と双璧をなすもので、非常に重要な要素になる。 例えば少しだけ甘みを足しただけでも全体の味の厚みが増したりするので、甘みの調節は料理の仕上がりに直結する。 甘みを足すだけなら砂糖を入れたらいいのだが、あえてみりんを使うのは甘みだけではなくみりんに含まれている旨味成分や風味なども同時に足せることになるし、なにより和食的な味付の根源はみりんの風味にある。 もちろんすべての和食にみりんを使うわけではないが、カツオや昆布の出汁+みりん+塩分(醤油など)が和食の基本的な構成要件なので、和食を作る際にみりんはどうしても必要になる調味料である。 料理の本などに、みりんが無い場合は酒+砂糖で代用するなどと書いてあるのだが、確かにそれでも近い味になる。 ただ
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