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2010年9月6日のブックマーク (4件)

  • 「国内雇用」を守るために有効な政策はあるのか?

    小沢一郎氏と菅直人氏の間で戦われている民主党の代表選は、よく見てみると対立軸があるようです。菅首相が外需も含めた日の競争力維持を訴えているのに対して、小沢氏は内需中心の経済を指向(と主張)している点、菅首相が財政規律を意識しているのに対して、小沢氏は依然として財政出動に期待している点などには、明確なコントラストがあるようです。 中でも注目して良いのは、菅首相の陣営が「雇用」を優先課題に打ち出したことだと思います。過去50年の日では、好景気に沸いた高度成長・安定成長・バブルの時代も、その後の「失われた20年」も、政権がハッキリと国内雇用を守るという姿勢を取ったことはなかったからです。そこには明確な理由が3点ありました。 1つは、外需依存の貿易立国を貫くには自由貿易の建前は崩せなかったという点です。少なくとも農業は保護主義でしたが、農業を守るためにも工業製品の通商に関しては、ここ50年の日

  • サンデル教授の哲学講義は特別でもなんでもない

    マイケル・サンデルというハーバードの先生の哲学の講義が面白いというので話題になり、TV番組化されて日でも中継されたり、サンデル先生自身が日の東京大学で模擬授業を行って喝采を浴びたりしているようです。当はこうした現象は70年代の後半ぐらいからスタートしていれば良かったのですが、遅いから無意味とは思えません。今からでも遅くないので、日でも高等教育の指導法としてこうした抽象的な論議の訓練ということを導入すべきだと思います。 まず、誤解を解きたいのは、このサンデル先生の講義というのは、私がビデオクリップで見た範囲では、サンデル先生の専売特許でも、ハーバードの特殊な優位性を表しているものでも何でもありません。確かに日常的な問題から抽象的な原理原則の話に気づかせるとか、学生の反応に当意即妙なレスポンスができるという意味では、教育者として優秀な資質を持った先生だと思いますが、アメリカの大学教育

  • 橋本治「宗教なんかこわくない!」 - jmiyazaの日記(日々平安録2)

    まどら出版 1995年7月 「1Q84」について、村上春樹氏は読売新聞のインタヴューなどで、オウム真理教事件がその執筆の出発点となったといっている。「ごく普通の、犯罪者性人格でもない人間がいろんな流れのままに重い罪を犯し、気がついたときにはいつ命が奪われるわからない死刑囚になっていた −そんな月の裏側に一人残されていたような恐怖を自分のことのように想像しながら、その状況の意味を何年も考え続けた。それがこの物語の出発点となった」、と。 これがどうしても理解できないところである。あの当時オウム真理教に入信しなかったひとは圧倒的に多かったわけだが、それは偶然であり、ほんの少しでも状況が違っていれば、誰でもその信者となった可能性があったというように村上氏はかんがえているようにみえる。むしろ時代の病理に敏感であるひとほど入信する可能性が高かった、あの事件にはその当時われわれがかかえていた問題が集約的

    橋本治「宗教なんかこわくない!」 - jmiyazaの日記(日々平安録2)
  • 自己啓発本が大好きなやつの特徴 : 暇人\(^o^)/速報 - ライブドアブログ

    自己啓発が大好きなやつの特徴 Tweet 1:パイロット(東京都):2010/09/06(月) 01:42:33.38 ID:kVwUuRY80 『論語』より『孫子』。ビジネス書よりも『自由論』 職業訓練講座で受講生からよく聞かれる「何を読んだらいいですか?」という問いに対する答えとして。 最近では、『Justice What's the Right Thing to do?』(正義)という書籍が売れているようですが、ビジネスパーソンに一度は読んでおいて頂きたい書籍と言われれば、表題の2冊だと思います。 書評を行いたいわけではないのですが、景気も悪いのできっと『論語』ブームが到来するでしょうし、働き続ける不安から何を言いたいのか分からないビジネス書も増えてくると思われます。 ◆ 自己啓発や資格取得よりも大切なこと 自己啓発とは、自分自身のバージョンアップということになるのでしょうが、自己

    自己啓発本が大好きなやつの特徴 : 暇人\(^o^)/速報 - ライブドアブログ