概要 「国の借金 1000兆円」は、だれがどう返すのか? - 萌え理論ブログ(前回の記事) 「国の借金が1000兆円」という話題があります。しかしネットでは、「国債は資産だから、むしろどんどん増やせばいい」という意見もあります。これは本当でしょうか? そこで、国債とは何か説明していきましょう。 主張 国債と税金は徴税のタイムラグに過ぎない 命題:国の財政は、税金と公債のどちらで払っても、負担という点では基本的に変わらない まず最初に、結論を一言でいえば、「国の借金」(国債などの公債)は、税金と同じです。 だから、国債を増やすというのは、税金を増やすことと実質的に変わりません。上の記事で書いたように、どういう形であれ最終的には国民が負担します。 国の借金(国債)は税金と同じ。借金が増えれば、(将来的な)税金も増えます。 シンプルな話ですよね。税金にしろインフレにしろ、借金はいつか必ず清算され