前の記事では、「発達障害」という考え方を、どうやって子どもや自分自身のこととして見ていくかという話を書きました。 こんどの記事は、そうした発達障害を抱えたままでどうやって生きるか、という話です。 発達障害を抱えた子ども・大人が成長するとはどういうことでしょうか? 人間、特に日本人は、あるいは子どもの親は、「弱み」・「苦手さ」・「問題行動」「発達障害に特徴的な行動」をなくしていくこと、そうして「普通の子」にすることを重視する傾向があるようです。 そういうと逆に、「障害は病気じゃないから治らない」「無理をさせるのはいけない」「ありのままのその子でいいんですよ」というような話をする人もいますね。 もちろん、様々な場面で本人あるいは周りの人を苦しめるような行動については、少しずつより良い行動に置き換えていくことが望ましいのはあたりまえです。色々なことができないよりは、できる方がいいでしょう。 わざ