1980年以降のアメリカの雇用増は、ほぼすべて創業5年未満のベンチャーによって創出されています。だいたい毎年、創業5年未満の会社がトータルで新たに300万人を雇用し、それより古い会社は100万人を失っている(解雇も辞職も全部含め)というのがカウフマン財団の調査結果。新しい会社をガンガン生み出せば、雇用が創出される、という単純計算が成り立ちます。 では「新しい会社」の創出に、ベンチャーキャピタルはどれくらい大事なのか? 実は、VCから投資を受けていない、「何年間も社員10人のままの受託事業の会社」なんていうのも、シリコンバレーですらたくさんあります。 ちなみに、この手の「将来上場するような成長を考えていないタイプの小さな会社」はスモールビジネスと呼ばれることが多いです。"venture"という単語はそもそも「リスクや危険を伴う行為」という意味。なので、「ダメかもしれないけれど、あたったらもの