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ブックマーク / withnews.jp (16)

  • 「まるで2級市民」通勤経路も別々…フィリピン人技能実習生の現実 - withnews(ウィズニュース)

    「日人に管理されている」 来日を後悔?「とんでもない」 もし、あなただったら? この10月、全世界で30万人を雇う日有数のグローバル企業、日立製作所から解雇通告を受けたフィリピン人技能実習生が、労働組合に入って団体交渉に打って出ました。賃金補償の獲得が第一の目的でしたが、背景には実習内容への強い不満がありました。この数カ月、多くの実習生を取材してきて感じたのは、厳しい生活の中でも、なんとか明るく過ごそうとするたくましさでした。(朝日新聞名古屋報道センター記者・前川浩之) 「日人に管理されている」 団交に訴えて出たのは、新幹線や英国の高速鉄道車両などを作る日立の笠戸事業所(山口県下松市)で働く実習生たちです。工場には約270人のフィリピン人実習生がいて、全従業員約1800人の約15%を占めています。 途上国の若者に日技術を伝えようというのが「技能実習制度」ですが、人手不足の業界を支

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  • 「実習生が逃げていく島」町民があえて監視を置かない「深い理由」 - withnews(ウィズニュース)

    花農家から失踪したベトナム人実習生が乗ったと思われる沖縄行きのフェリー。7時間で那覇に着く=鹿児島県和泊町の和泊港 出典: 前利潔さん撮影 「お母さん、あの子、おかしい」 「SIMカードを買ったらおしまい」 「逃げられる島」監視置かないワケ 鹿児島市から飛行機で南に1時間ほどの沖永良部島は、花の島だ。年間平均は気温22度。距離も風土も、沖縄に近い。私は今秋、別の取材でこの島を訪れたとき、主要産業の花栽培農家から外国人実習生にまつわる思いがけない話を聞いた。「SIMカードを買ったらおしまい」。実習生が次々と失踪するのに、空港や港には監視を置かない理由。そこには全国の過疎地に共通する苦悩が、くっきりと映し出されていた。(朝日新聞記者・堀内京子) 「島には戻らない」マスクの意味は 青い空にハイビスカスの赤が映える沖永良部島。サトウキビ畑の中にある何軒かの花農家を、私がレンタカーで訪ねたのは、9月

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  • 外国人の観光客って何撮っているの? デジカメ見せてもらったら… - withnews(ウィズニュース)

    「これは『お父さん』ですね」「え?」 「ノーヒューマン寿司」 外国人のカメラの中に見たのは…… 日を訪れる外国人の数は年々増加し、2017年は2,800万人を超え過去最高に。日は「クールジャパン」を掲げて発信していますが、実際にはどんなところが観光客に響いているのでしょうか。WEBライターのセブ山さんが、外国人観光客が「何気なく」撮った写真から、「知らない」日の姿を紐解いていきます。すると、「回転ずし」や「ウォシュレット」だけでは驚かない、リアルな声が集まってきました。

    外国人の観光客って何撮っているの? デジカメ見せてもらったら… - withnews(ウィズニュース)
  • 元大臣も称賛!? 「何でも治る」治療器の社長、根拠論文は「ない」

    元大臣も称賛!? 「何でも治る」治療器の社長、根拠論文は「ない」 社長人が「何でも治る」という治療器が、東京・板橋区の産業見市に出展されました。ホームページでは初代厚生労働大臣、坂口力さんの「大きな効果が期待される」という文章も掲載されています。この治療器、問題はないのか? 調べました。

    元大臣も称賛!? 「何でも治る」治療器の社長、根拠論文は「ない」
  • 北九州の成人式がヤバイ 「ど派手衣装」レンタル店が語った「本音」

    昨年の北九州市の成人式で=2016年1月10日、北九州市小倉北区三萩野3丁目、金子淳撮影 出典: 朝日新聞 始まりは「金さん・銀さん」 伝説の「虹キング」 「ヤンキーは店に来ない」 ど派手衣装の新成人で、各界に衝撃を与える北九州市の成人式。記者の出身は「ヤンキー県」こと千葉の千葉市ですが、十数年前の成人式とはいえ、あそこまで突き抜けた衣装を着た人は、いませんでした。北九州の新成人は一体どこで、あの衣装を手に入れているんでしょうか。気になったので、調べてみました。(朝日新聞西部報道センター・宮野拓也) あのやんちゃぶりは、日常ではない まず一応断っておきたいのは、あのやんちゃぶりは、北九州の日常では決してないということ。記者は転勤で北九州に住み始めてもうすぐ2年になりますが、あんなに派手な格好をしそうな若者に、ふだんの街中で出会ったことは、一度もありません。

    北九州の成人式がヤバイ 「ど派手衣装」レンタル店が語った「本音」
  • 漫画家は憧れの職業じゃなくなった デビューと就職、天秤にかけて

    ■多摩美術大学非常勤講師・電脳マヴォ編集長=竹熊健太郎 この連載では、私が運営している「電脳マヴォ」というWEB漫画サイトで発表された作品の紹介を通して、私なりの漫画界への問題提起を書いてみたいと考えている。もはや漫画家は「ジャパニーズ・ドリーム」ではないのではないか。 電脳マヴォで2014年5月から連載が開始された加藤片さんの「良い祖母と孫の話」は、全4話構成で、足かけ3年、2016年2月に完結した。なぜ、たった4話の「短編」に2年もかかってしまったのかというと、作者の加藤さんは普段は企業で働いていて、業の合間を縫って執筆しているからである。 高校1年生のしょう子は、祖母が作る弁当が嫌いである。母親が不在の家庭で、忙しい父親に育てられたしょう子は、心の中に暗い影が落ちて、摂障害の気がある。彼女は、祖母が作ってくれたお弁当を、学校のトイレに捨て、コンビニで買った菓子パンをべている。そ

    漫画家は憧れの職業じゃなくなった デビューと就職、天秤にかけて
  • 「貧困たたき」する前に…相対的貧困の意味、知っていますか?

    「絶対的貧困」カロリーなどから計算 「相対的貧困」普通に生きていく費用に注目 過去最悪、日の相対的貧困率 8月18日にNHKで放送されたニュースが「貧困たたき」を生む事態になりました。一連の出来事について、まず冷静に考えなければならないのは、ネットに流れる断片情報だけで女子生徒と家族の暮らしぶりを判断することはできないということです。また未成年である女子生徒の個人情報をネット上にさらして中傷する行為は人権侵害であり、絶対に許されない。それなのに、なぜ「貧困たたき」が起きてしまったのでしょうか?背景には「相対的貧困」への理解が進んでいないことがあるようです。 「ぜいたくだ」「貧困ではない」 番組は、ある県の「子どもの貧困」に関する会議で発言した女子生徒を取材した内容でした。ひとり親家庭で育ったこと、自宅アパートには冷房がないこと、パソコンが購入できないので練習のためキーボードだけを母に買っ

    「貧困たたき」する前に…相対的貧困の意味、知っていますか?
  • インターネットで死ぬということ 1度の炎上で折れた心 北条かや

    5年間、北条かやというキャラクターを作り上げてきた 「評価経済社会」の中で、勝ち組になりたかった すべての世界で誰かに好かれたい ソーシャルメディアを使いこなし、ライターとしてテレビにも出演するなど活躍の場を広げていた北条かやさんは、炎上をきっかけに、仕事を休まざるを得なくなりました。ネットの評判を気にしてエゴサーチを繰り返し、自分を追い詰める日々。「インターネットで殺されないため」に必要なこと。「まだもがいている」という今の心境を綴ってくれました。 「SNSは辞めたほうがいい」 「もうSNSはやらない方がいいのではないですか?」。今年3月の終わり、私、北条かやはあることがきっかけで「炎上」を経験し、ひどく憔悴した。 ボロカスになった私を見て、芸能事務所のマネージャーが「SNSは辞めたほうがいい」と助言してくれるほど、おかしな状態だったとは思う。 結局、私はネットをやめることができず、おろ

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  • 「シン・ゴジラ」市川実日子さん、最後のセリフに込めた複雑な思い

    ツイッターに投稿された気の似顔絵 尾頭ヒロミができるまで 「よかった……」に込めた思い この夏、大ヒットしている庵野秀明総監督の映画「シン・ゴジラ」。特に話題になっているのが、劇中を彩るユニークな登場人物です。なかでも、俳優の市川実日子さん演じる環境省の若手官僚、尾頭ヒロミが人気を集めています。ネット上では有名マンガ家が似顔絵を投稿するなど「ヒロミ祭り」に。この事態をどう受け止めているのでしょうか? 市川さんを直撃しました。 インタビューに応える市川実日子さん。映画「シン・ゴジラ」ではほぼすっぴんだったという。「メイクの時間は男性と変わらないぐらいで、(撮影の)入り時間がゆっくりでうれしかった」=東京・新宿、篠田英美撮影 出典: 朝日新聞 ※記事に映画のネタバレを含みます。まだ見ていない方はご注意ください ツイッターに投稿された気の似顔絵 市川さん演じる尾頭ヒロミは、環境省自然環境局野

    「シン・ゴジラ」市川実日子さん、最後のセリフに込めた複雑な思い
  • 権力が人の心を壊す時 「袴田事件」カメラマンが触れてしまった闇

    じっと壁を見つめる 「(自分は)ハワイの王」 妄想と現実の世界を漂う 望まれる再審開始 1966年に発生した、いわゆる「袴田事件」から半世紀。同年に逮捕され、その後死刑判決を受けた袴田巌さん(80)は2014年3月に釈放されました。びっしりと書かれたノートの文字。口をついて出る妄想の世界。カメラマンとして取材を続けながら感じたのは、権力が人の心を壊しうるという恐怖感でした。ファインダー越しに見つめた袴田さんの「内なる世界」をご紹介したいと思います。(朝日新聞映像報道部・時津剛) じっと壁を見つめる 私が初めて袴田さんに会ったのは、2014年3月の釈放から1年半余り経った2015年12月。ご人、そして同居する姉のひで子さん(83)をこれまでに取材した静岡総局の記者と共に、秋晴れの日、浜松市のご自宅を訪ねました。 せんべいを手土産に(その時、袴田さんが甘党とは知らず)、東京から浜松まで、袴田

    権力が人の心を壊す時 「袴田事件」カメラマンが触れてしまった闇
  • きっかけは「聖闘士星矢」 ギリシャ神話に人生捧げる藤村シシンさん

    古代ギリシャ・ギリシャ神話研究家の藤村シシンさん。手にもっているのは亀の甲羅で作られた、古代ギリシャの竪琴のレプリカ ギリシャの神殿は白くなかった アポロン愛が高じて祭儀を再現 「神殿を建てたい」という夢も アニメ「聖闘士星矢」がきっかけでギリシャ神話に人生を捧げようと決心した、古代ギリシャ・ギリシャ神話研究家の藤村シシンさん(31)。およそ2000年ぶりに古代ギリシャの祭儀を再現するイベントを開けば、チケットがわずか2分で売り切れ、昨年秋に出版した初の著書『古代ギリシャのリアル』(実業之日社)も2万部売れるなど、古代ギリシャに関する活動が注目を集めています。古代ギリシャやギリシャ神話について積極的に発信している藤村さんに、情熱の原動力や今後の展望について伺いました。 ギリシャの神殿は白くなかった 古代ギリシャ人が壁に書いた下ネタ満載の落書きの内容を紹介したり、古代ギリシャの名医が治療し

    きっかけは「聖闘士星矢」 ギリシャ神話に人生捧げる藤村シシンさん
  • 髭男爵「一発屋」のプライド SNSに心ざわめき、今日も地方営業へ

    一発屋芸人が集った奇跡の事会 少し前の話になるが、「一発会」なるものが開かれた。 文字通り、世間から“一発屋”と呼ばれがちな芸人達が一堂に会し、その親交を深める事会である。 発起人である、HG、小島よしおを筆頭に、テツandトモ、ダンディ坂野、スギちゃん、小梅太夫、レギュラー、天津・木村、ジョイマン、ゆってぃ(敬称略)・・・他にも数多くの“一発屋芸人”がそこに集った。 それぞれが、強烈に時代を彩った芸人達。 「大学に合格した!」とか、「結婚した!」とか、「子供が産まれた!」とか、人がその人生を振り返る時、「そういえば、“あの年”は、“あの芸人”の、“あのギャグ”が流行ってたな~!」と、人々の記憶に常に“寄り添って”いる、言うなれば、"人生のしおり”のような存在。 それが“一発屋”である。 誰一人、タクシーなど止めなかった 大いに盛り上がった会も終了し、店から通りに出て、家路につく。 自

    髭男爵「一発屋」のプライド SNSに心ざわめき、今日も地方営業へ
  • 英国人の日本文化論が「正しすぎる」「ぐぅの音も出ない」と話題に

    の伝統衣装「着物」。専門店で買うと、数十万円する場合も多く、その値付けをめぐって議論があります。日文化に詳しい英国人で、小西美術工藝社のデービッド・アトキンソン社長に聞きました。 ◆ ◆ ◆ お茶をやっているので、着物は何着か持っていて、度々着ます。着方は、を見ながら自分で覚えました。決して嫌いではありません。着物を日人があまり着ないのは損しているなとも思います。 でもね、この前も新しく一式そろえたら、50万円。高すぎますよ。全然納得できません。反物の原価が数万円の一般的な着物で、この値段はありえない。 この非合理性は伝統産業一般に見られます。例えば漆器の「おなつめ」でも、原価10万円のものを平気で130万円で売っている。他にいくらでも代用品がある時代に、これで売れるはずがありません。供給者の理屈ばかりが先行して、消費者の視点がない。 私が文化財の建築修繕を行う今の会社に来たとき

    英国人の日本文化論が「正しすぎる」「ぐぅの音も出ない」と話題に
  • ヒャダイン「高校時代は暗黒でした」 人間関係に悩んだ末の転機

    「やばい、人生詰んだ」 9.11テロで足止め 元ヤンのバイト仲間に「上から目線だよねー」 「高校時代は暗黒、ドブでした」――。ももクロなどへの楽曲提供で著名な音楽クリエーター、ヒャダインさん。大阪の有名進学校から京大へ進んだものの、“燃え尽き症候群”に陥ってしまったといいます。人間関係にも悩み、「べしゃっとつぶされて、何もない人間なんだと思い知らされた」。意外な青春時代と、ヒットメーカーとなった転機を語ってくれました。 勉強は「すごくクリエーティブな作業」 勉強、たのしかったー。好きな教科は英語と現国。数学も好きでした。たとえば英語。単語を覚えればいいというものじゃなくて、すごくクリエーティブな作業なんです。 「バシャバシャと音を立てて泳いだ」を英訳する場合。難しそうだけど、簡単に答えるなら「swim strongly」でもいいわけです。まあこれだとバツになるかもしれませんが、知らない言葉

    ヒャダイン「高校時代は暗黒でした」 人間関係に悩んだ末の転機
  • 角川歴彦会長、ドワンゴとの経営統合を語る「最初の大事業はゲーム」

    角川書店で知られる「KADOKAWA」と、ニコニコ動画の「ドワンゴ」が今月、経営統合に踏み切った。KADOKAWAの角川歴彦(つぐひこ)会長(71)が8日、都内で講演し、あらためて経営統合の理由などを語った。また、統合後の最初の大型事業として「ゲームのプラットフォーム」を立ち上げることも強調した。 講演会は、東洋経済新報社がメディアの未来をテーマにしたイベントで企画。角川氏は独自の「メディア論」も披露した。抜粋して掲載する。 (朝日新聞デジタル編集部 福山崇、古田大輔) 日テレになくてニコ動にあるもの 僕は最近、メディア論ってのはこういうものじゃないかと感じていて、個人的な意見としてお話しします。 僕が最近思ってるメディア論っていうのは「メディア産業論」です。メディアといえども産業として成立している、というところから立ち上がっていかなければならないと思っています。 これはつまり、メディアっ

    角川歴彦会長、ドワンゴとの経営統合を語る「最初の大事業はゲーム」
  • 川上量生会長「コピーできない仕組みなら課金は可能」 前編

    KADOKAWAと経営統合し、KADOKAWA・DWANGO会長に就任した川上量生氏(46)が朝日新聞のインタビューに応じました。出版とネットの融合で「クリエイターが儲かるプラットフォームを作りたい」と語る川上氏に、これからのコンテンツ産業や大型新サービス「ニコキャス」などについて聞きました。ほぼ全文を3回にわたりお伝えします。 「新旧世代の接点になるのがミッション」 ――経営統合後の動きとして、地方の書店でユーザー参加型のネット中継イベント「ニコニコ書店会議」を開いていますね。 イベントというのは象徴だと思ってるんですよね。リアルのイベントが面白いっていうことを強調するための象徴。普通は都心のね、すごく大きなお店がやっていたと思うんですよ。僕はそうじゃないと思っていて、地方でがんばっているんだけど、厳しい状況にある、地方のお店を応援したいという、そういうメッセージを伝えていきたいというこ

    川上量生会長「コピーできない仕組みなら課金は可能」 前編
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