【モスクワ=黒川信雄】旧ソ連の中央アジア諸国で、「イスラム国」が浸透することに対する懸念が高まっている。タジキスタンでは5月末、治安警察の司令官がイスラム国参加を宣言したほか、ウズベキスタン周辺でも過激派がイスラム国との連携を深めている。独裁的な政治体制への不満や貧困が、事態の悪化に拍車をかけているとみられている。 タジキスタンでは5月28日、失踪していた内務省傘下の治安警察の司令官がインターネットを通じ、イスラム国への参加を表明。ロシアや米国で対過激派の訓練を受けてきたという司令官は、ラフモン大統領に「われわれはタジキスタンに戻り、シャリーア(イスラム法)に基づく国をつくる」と宣言し、国内外に驚きが広がった。 また、アフガニスタンなどに拠点を持ち、ウズベキスタン出身者が多数参加するイスラム武装組織「ウズベキスタン・イスラム運動(IMU)」が、連携してきたイスラム原理主義勢力「タリバン」が
カラカルパクスタン共和国ってどこ? こんにちは!世界一周中の植竹智裕(うえたけともひろ)です。 僕は1月にウズベキスタン北西部にあるカラカルパクスタン共和国を訪れました。 国とは言ってもウズベキスタン国内の自治共和国なので街並みも通貨もウズベキスタンと変わりません……。 「20世紀最大の環境破壊」の現場へ そんなカラカルパクスタンを訪れた理由はただ一つ。この国の北部のモイナクという街に、砂漠に打ち捨てられた船の墓場があるというのです。そしてそこには、「20世紀最大の環境破壊」と呼ばれ、今なお縮小し続ける「アラル海」があります。 首都ヌクスからバスで4時間かけてモイナクへ向かいます。 そして辿り着いたモイナク。左上の緑がアラル海です。 街には人通りもありますがどこか寂れた印象を受けました。 そして、干からびた大地が遥か遠くまで続いています。 船の墓場 歩く事1時間、何か見えて来ました……。
キルギスのバトケン地方では、安全な飲み水の確保が難しい。川が近隣のダムのせいで干上がってしまい、人々はどんなわずかな水をも奪い合わなければならない状況に追い込まれている。写真:フョードル・サヴィンツェフ/ Salt Images, 2012. Copyright: Creative Time Reports、使用許諾済み 文中のリンクは全て英語ページ。 この記事のオリジナル版 は Creative Time Reports初出。写真 は フョードル・サヴィンツェフ, 文章は カーチャ・カズベク とグローバルボイス中央アジア編集者 クリス・リケルトンによる。 現在、飲み水を満足に手に入れられない人々は7億8000万人にのぼる。中央アジアにおいて、この大切な資源の不足は、人々を極度の困窮と衛生状態悪化の危機に陥れるだけではない。それは、「水戦争」の予兆でもある。水の確保をめぐる国境を越えた小
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