ツイート 赤坂綜合グループ、Ogisaka Sole Co.,Ltd 代表取締役 飯田 国大 <ラオスには物流センターがない> あるとき、昨年収穫した小豆を今年の種として農家へ送った。すると、農家より「発芽しない」との連絡が来る。そこでラオスの国立農業試験場で調査してもらうと、「暑さと虫食いで発芽率が5%台に落ちています」とレポートが出た。 頭が痛い…。 通常、日本国内であれば、倉庫内での保管で小豆は6~7年は発芽する。しかし、ラオスでは物流倉庫がないため、ラオスの厳しい暑さにより大幅に劣化してしまったようだ。隣国タイの小豆農家でも同様のことが起こっていないか調査を行ったが、そういう問題には直面していないようだ。なぜなら、その小豆農家の近隣には、タイ政府がつくった大きな冷凍保管倉庫があったからだ。 「農業国だから農業ビジネスにチャンスがある」として、ラオスにはいろいろな企業が参入してく