2000年1月にJIS規格としてJIS第三水準漢字(記号類を含む)・JIS第四水準漢字が新規に制定され、このうちのJIS第三水準漢字にアイヌ語カナ表記用の拡張カタカナ(日本語の文章に通常使用される範囲外での小文字カタカナや半濁音付きカタカナ)も含まれている。 ISO規格などに準拠したUnicodeでは、2002年3月に改定されたUnicode 3.2からアイヌ語カナ表記用の拡張カタカナも追加され、世界中のパソコンでアイヌ語カナ表記が扱えるグローバルスタンダードな枠組みが整えられた。 アイヌ語カナ表記用の拡張カタカナ(※): ㇰ (ク)、ㇱ (シ)、ㇲ (ス)、ㇳ (ト)、ㇴ (ヌ)、ㇵ (ハ)、ㇶ (ヒ)、ㇷ (フ)、ㇸ (ヘ)、ㇹ (ホ)、ㇺ (ム)、ㇻ (ラ)、ㇼ (リ)、ㇽ (ル)、ㇾ (レ)、ㇿ (ロ)、セ゚ (セ゜)、ツ゚ (ツ゜)、ト゚ (ト゜)、ㇷ゚ (プ) ※ 括弧外の文字