サザビーズで“事件”発生。1.5億円で落札のバンクシー作品、切り刻まれるバンクシーの代表作《Girl With Balloon》が10月5日、ロンドンのサザビーズに登場。100万ポンド(約1.5億円)での落札が告げられると同時に、額縁に内蔵された装置で作品が切り刻まれた。 世界各地にグラフィティを残す神出鬼没の覆面アーティスト、バンクシー。そのバンクシーが、赤いハート形の風船が少女から離れていくさまを描いたグラフィティ《Girl With Balloon》は2002年、ロンドンの橋の一角に出現。2014年には、シリア内戦の反戦キャンペーンの一環で本作をアレンジしたものが発表されるなど、風刺的で過激な作風で知られるバンクシーの過去作のなかでも、どこか平和的で物悲しいイメージを持つ作品でもある。 バンクシーのInstagramより そんなアイコニックな作品が絵画化された《Girl With B
鎖国論、写本(江戸後期) 志筑 忠雄(しづき ただお、宝暦10年〈1760年〉- 文化3年7月3日〈1806年8月16日〉)は、江戸時代長崎の蘭学者、阿蘭陀稽古通詞(のち辞職)。 人物・生涯[編集] 天文・物理、オランダ語文法、地理誌・海外事情といった分野を中心に、蘭書を底本とした各種和訳書を成した。 本姓中野氏、通称忠次郎、字季飛。名をはじめは盈長、後に忠雄とし、柳圃と号した。長崎で三井の用達を業としていた三代中野用助の五男として生まれ[1]、養父孫次郎の養子として阿蘭陀通詞志筑本家8代を継いだ。志筑の経歴については長年『長崎通詞由緒書』の情報をもとに、阿蘭陀通詞志筑家の養子となり、安永5年(1776年)には稽古通詞となったが、その翌年病身を理由に辞職し、阿蘭陀通詞で西洋天文学に精通していた本木良永に師事したと信じられてきた[2]。近年の研究成果によって、志筑は少なくとも天明2年(178
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