北京で開催された「邱志傑:寰宇全図」展を見学する来場者(2019年2月23日撮影)。(c)Xinhua News 【3月9日 Xinhua News】スマートフォンの音声認証や人間の棋士を「敬服させた」AlphaGo(アルファ碁)などのように、人工知能(AI)は人類の芸術世界にも進出することができるのだろうか。 このほど、中国北京市の798芸術区にあるユーレンス現代芸術センター(UCCA)で開催された「邱志傑(Qiu Zhijie):寰宇(かんう)全図」展では、展示ホールの中央に1台の特別なコンピューターが設置されていた。 このコンピューターは観客が話しかけると、中央美術学院実験芸術学院の邱志傑教授の芸術スタイルを持つ「作品」を即興で生み出すことができる。「北京」という言葉を聞き取ると、ディスプレイ上に「糖葫蘆(サンザシあめ、北京のポピュラーなお菓子)」や「鳥の巣(北京五輪会場)」などの単