前回の最後に書いたように、今回は筆者が2018年10月にSteven Stapleton(NURSE WITH WOUND)の自宅を訪ねた際、持参した日本の音楽を一緒に聴いた時のことを記す。場所はSteveの工房、馬小屋の隣にある小さな家屋。ライヴ時の物販スペースで売る予定のCDをパッケージする作業時のBGMとして流した。用意したものの半分ほどしか流せなかったほか、彼の感想も録音していなかったので、メモ程度のものであるとご容赦ください。 また、後半は彼が過去に集めていた日本の音楽についても記載する。 ・浅川マキ / 十三日の金曜日のブルース (『浅川マキの世界』 1970) 『Merzbild Schwet』で東京キッドブラザーズをコラージュしていた例もあり、(昭和の)日本人女性の歌い方が好きだと予測しての選曲。しかし歌よりも、曲間をつなぐコラージュの方が興味深そうであった。もっと感情が込
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