産経新聞は3月17日、ニュースサイト「産経ニュース」に掲載した記事について「翻訳盗用にあたる」との指摘を受けていた問題で、記事を書いた記者の減給処分、小林毅執行役員東京編集局長ら幹部3人を譴責処分としたと18日付朝刊で発表した。 問題となったのは、1月27日に掲載した「【スポーツ異聞】『真央ママ死亡』に泣いた心優しいソチ五輪メダリスト『コストナー』に降りかかった“ドーピング幇助(ほうじょ)疑惑”」。記事はニュースサイトの4ページにわたっていたが、うち3ページはイタリアのスポーツサイト「NEVEITALIA」の記事を引用した内容。その大半が、このサイトを翻訳した個人ブログの記事とほぼ同一の表現だった。産経は3月5日、個人ブログの執筆者から自分の翻訳記事が盗用されているとの指摘を受け、記事を削除していた。 産経は、調査の結果「盗用と指摘されても仕方のない不適切な引用によって記事が作成されたと判